歴史的発明を生んだ「秘密の発想法」 | サックス奏者・苫米地式認定コーチが教える「勝手に夢が叶う」100の秘訣!!

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ジャズサックスプレイヤー・苫米地式認定コーチの三木俊彦がマインドの上手な使い方を伝えてハッピーライフを送るためのヒントをお届けするブログ。ジャズやサックス、コーチングの素晴らしさや感動を伝え、これまで1000人以上の人生を変えている。

僕はサックスプレイヤーなわけですが、実はサックスは 
発明された楽器」です。

楽器は、自然発生的に生まれたものが多いです。

ドラム、フルート、トランペットなどは、動物の骨や皮、
木などを材料とする原型の楽器があってそれが発展した
ものです。

しかし、サックスは19世紀にアドルフ・サックスが
フルートやクラリネットなどのキーシステム(木管楽器・操作性)、
管体は金管楽器(金管楽器・大音量で音が出せる)、発音は
クラリネットのリード(木管楽器・音が出しやすい)を応用して、
という具合に木管楽器の良さと金管楽器の良さをミックスした
「楽器界のキメラ」なわけです。

では、なぜアドルフ・サックスはこのような画期的な楽器を
発明することができたのでしょうか?

コーチング的に見ると、サックス氏が行ったのは「LUB」という
テクニックです。

LUBというのは、Least Upper Bound=最小公倍数です。

例えば、2と3の最小公倍数は、6ですよね。


サックス氏は、当時あった様々な楽器を高い視点から見渡して、
サックスという楽器の着想を得たのでしょう。

木管楽器と金管楽器の最小公倍数は、サックスということですね。


こういう記述があります。

----------------引用開始----------------

アドルフがこの楽器を試作・研究し始めたのは1838年頃と
言われています(父親が後にそう語っています)。

アドルフは、その当時の管楽器の低音部の音色は、一般的に
堅すぎるか柔らかすぎるかのどちらかだと感じていました。

弦楽器はその響きが弱いため戸外で使うことが出来ず、唯一金属製の
管楽器だけが使い得るものでだったので、彼はこの不都合さを克服
すべく、「音色の特徴としては弦楽器に近いものでありながら、
弦楽器よりも力強く、より迫力のある楽器を作る。」ことを考えたのです。

当時は軍楽隊が盛んで、金管楽器と木管楽器の音色を融合させる役目も
考慮されていたようです。

引用元:サックスの歴史1より http://amija.fc2web.com/sax/sax01.html

----------------引用終了----------------


つまり、当時の楽器業界全体を見渡して、「もっとこういうのがあれば
良いんじゃないか?」と、思いついたのがサックスだったのです。

因みに、サックス氏は様々な楽器が演奏できたそうです。

これも、より高い視点を得るのに役立ったことでしょう。

このように、新しい発想を得る時にLUBという考え方はすごく
役に立ちます。

その際のポイントは、「何かと何かを包摂する1つ上の視点を
考える」ということです。

こういうワークから始めると良いかもしれません。

ハサミとペンのLUBは、文房具。

コーヒーカップとお皿のLUBは、食器。

という風に練習してから、

ペンと観葉植物のLUBは?

カレーと椅子のLUBは?

という風に共通点を見つけにくいものからLUBを見出す練習をすると、
発想力をつける良いトレーニングになります。

LUBは、家庭、ビジネスのさまざまな現場、地域貢献など応用範囲は
無数にあります。

ぜひ、みなさんもこの便利なLUBをご活用くださいね。


因みに、こういったコーチングマインドを直にインストールこんな機会があります。




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