音楽劇『黒と白 プルガトリウム ad libitum』

 


全14公演

 

無事に終演する事ができました!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰一人欠ける事なく

 

キャストスタッフ全員が健康で

 

この公演をやり遂げる事ができて

 

今はホッとした気持ちと、やりきったぞ〜!!!という気持ちが半々くらいです。

 

 

 

 

万全の体制をしいて下さったスタッフの皆様、

 

そして、ご来場くださった皆様にも沢山ご協力して頂くことがあったかと思いますが

 

皆様のおかげで僕たちが元気に今日を迎えることができたのだと思います。

 

 

皆さん、本当に本当にありがとうございました!!!!

 

 

 

 

 

 

僕は今作からの出演で、前作に出られていたメンバーで既にチームが仕上がっていたのですが、スッと輪に入れてくれた事が嬉しかったしすごく信頼感のあるメンバーばかりで僕も最初から安心して芝居に取り組むことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひしひしと感じていた事ですが初演のメンバーは『黒と白』の事を愛していましたし、後から参加の僕もその意味がわかりました。

 

 

今はすっかりこの作品が大好きになりました!!

 

まだまだだなぁおぉぉぉい!って自分の未熟さは反省していますが、この『黒と白』は本当に大好きです。

 

だから、2020年最後の作品がこの『黒と白』で良かった!と心からそう思います。

 

 

 

劇場にご来場下さった皆様を見ていても、みんながこの『黒と白』の世界を愛してくださっているのだなと感じる事がありました。

 

そういうのって少し距離が離れていても伝わるものなんですよね。

 

それが凄く嬉しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて!各公演、振り返りたいですが、せっかくなのでお当番回のB公演の事を書きたいと思います。

 

 

の前に!今作ではベースとなる天使

 

 

 

 

 

 

節制 ウリエル役 を演じました。

 

 

 

 

僕の中でモデルにしたキャラクターがいたのですが、それはまたどこかで話しましょう!

 

ウリエルという役は最初にお話を頂いた時に感じたよりもずっとずっと掘りがいがある役だなぁと、稽古を通じて感じていました。

 

自身の事もそうですけど、他のキャラクターとの関係性とかも絶対に面白いと思うんですよね。

 

 

 

だからもしまた演じられる機会があれば、転生人生もいいですが、ウリエルとしての生も生きてみたいなと思うのでした。

 

 

 

 

 

 

はい。

 

B公演のお話に戻しまして!B公演ではお当番という事で

 

暴食 ベルゼブブ 節制 ウリエル 慈悲 ラファエル

 

この3人で物語をお届けしました。

 

 

3人が転生したのは19世紀ドイツ。とある食堂にて。

 

 

 

ピアニストになる事を夢見ている青年ウルリックと、

 

その青年を支える食いしん坊の同居人べアンド。

 

そしてウルリックの背中を押してくれる心理学者ランバートとの優しい物語。

 

 

 

 

 

劇中ではウルリック役を演じました!

 

 

自分の夢と父親とを天秤にかけて揺れ動く、純粋な青年でした。

 

 

 

べアンドやランバートさん、アレクシスさんやライナー先生の優しい気持ちを受け取って

 

時には感情がぐちゃぐちゃになってしまい、あ、これは、ちょっとしんどいなって思った事もありました。

 

正直、B公演の1回の消費エネルギーは大きかった。かな。どんな感情が流るか分からないし、ビビッドにしかも強烈な感情が必要だったと思うので。

 

それでも。めちゃくちゃ大好きな作品でした。

 

 

 

 

 

あ、どうやらブルーレイの発売もあるようなので、詳しくはそちらを観て頂けると幸いです。

 

物語は劇中で十二分に語られていますが、その役を作るためにそれぞれが様々なバックボーンを作って今作に挑みました。

 

僕も皆さんがどのように感じたのか気になります。解釈の仕方は様々だと思います。

 

僕が皆さんと共有したい想いもあったりします!

 

またどこかでゆっくりとお話しできたら嬉しいなぁぁぁぁぁ。したい。

 

語ろうよ〜。てね。

 

 

 

 

 

 

劇中で僕の側に寄り添ってくれたべアンド。

 

現実の世界でもべアンドを演じた竜太郎(石川竜太郎くん)がいつも僕に寄り添ってくれました。優しい竜太郎にピッタリの役だなと思いました。

 

が!彼、ピアノが弾けるんですよ❗️

 

役、逆じゃない!?とも思いましたが、稽古場から色々ピアノのことを教えてくれたり、精神的にも励ましてくれたり、本当に心を預けて日々を生きることができました。そんな人ってなかなかいないから。

 

だから、竜太郎がべアンドで本当に良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ランバート役の國(國島直希くん)は芝居の事が大好きで、すごく素直で。そんなところがとても素敵で今まであまり絡みがなかったけど、今回で國が大好きになりました!

 

劇中ではランバートさんから沢山の優しさを受け取る事ができ、千秋楽では「ウルリック」と言って抱いてくれた瞬間は本当に心が溶けるような思いをしました。辛い宣告をさせてしまってごめんね。けど、それも含め、ランバートさんの優しさでしたね。

 

また共演しようね。

 

 

 

 

 

 

 

アレクシス役のヒデ(塩澤英真くん)。ヒデはポイント出演だったけど、めちゃくちゃ助けてもらいました!ちゃんと芝居してるんです!と言うと当たり前のように聞こえますが、マジで素敵なお芝居で引っ張ってくれるんですよね。もらえる感情がちゃんとあって。だから、ほんっっっっとうに板の上で助けてもらったなぁって思います。

 

 

 

ライナー先生役のりょう(橘りょうくん)。りょうとはもう本当に長い付き合いになってきました。りょうはそのシーンが一番緊張した!って言ってたけど、僕からしたら、めちゃくちゃドッシリとしてて受け止めてもらえたなぁって思っていました。全幅の信頼を置いてお芝居をできるってすごく大切で、あのシーンの安心感って凄かったなぁ。りょうの台詞からちゃんと父親の想いが伝わってきて毎回泣いてました。

 

 

 


もちろん、ルシフェル、ミカエルも忘れていませんよ。

 

彼らが語ってくれる事で僕たちの心がより彩度を高めて発色する事ができたんだと思っています。

 

 

 

 

こうして書いていて、改めて、素敵なメンバーに囲まれてお芝居ができていたんだなぁって感じました。

 

みんなとお芝居できて良かったなぁ。

 

本当にありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてもう一つ。

 

 

舞台上でピアノの生演奏をできたことは

 

 

決して忘れられない思い出となりました。

 

 


劇中では3シーン、2曲を演奏しました。

 
 
初めてのピアノだったので毎公演、笑うくらい緊張しました。あははは。
 
 
 

僕は芝居を何年もしてきて、今だに不安と緊張で張り裂けそうになったりしながら芝居をしていますが、芝居ですらそうなのですから、ピアノなんか緊張して当たり前ですよね💦 失敗したらせっかくみんなで積み上げてきた芝居を壊しちゃうから。

 

 

 

 

 

 

いつも以上の緊張感と戦う。

 

そんな経験もしたかったのです。

 

 

 

 

 

 

 

だから、今回はピアノのM(音楽)を入れるのではなく、生で行くと決めて下さった演出のヨリコさんには心から感謝しています。

 

 

 

 

どうしても震える指を

 

情けなくも必死に

 

愛おしく鍵盤を押していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歳を重ね、大人になってくると

 

だんだんと経験値が溜まって

 

自分ができる事の深さと言うか、専門知識や専門性が強くなって

 

仕事においては諸々が楽になってくるものだと思います。

 

もちろん、そうであっても技術の研鑽は続いていたり、勉強もしていくものだと思いますが

 

新しいことに挑戦するという事が少なくなってくるような気がします。

 

そしてできない事への耐性も弱くなるような気がします。

 

 

 

 

なので毎日できない自分がいて、夜な夜な絶叫していたのもいい思い出です(笑)

 

 

久しぶりにできない自分に泣きそうになりましたし

 

 

『第五』のダンスと『黒と白』の芝居やダンス稽古が被っていたときはもうパンクしてました(笑)

 

 

できないづくしの秋でしたが、今となっては全部挑戦できて良かったなぁって思います。

 

 

 

 

 

苦しいのは嫌いですが、でも、まあ、これからも新しいことに挑戦していきたいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 


 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 


 

 

 

 

 

 

 


 

駄目だ。

 

全くもって語りきれませんが、

 

その分はまたイベントや配信を通じて皆さんとお話しできたらなと思います。

 

皆様ももしご感想などがありましたらメッセージやお手紙を下さい。

 

大切に読ませて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

最後になりましたが

 

稽古期間中も含め

 

応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。

 

皆さんの応援のおかげで今この時間を迎えられているのだなぁって感じています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また元気で会おうね。

 

 

 

うりうり〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

P.S.

C公演では患者2『村上信子』役を演じました。

 

 

 

 

 

 

千秋楽は若干血迷い、本名を間違えてしまいましたが、

 

正確には患者2 村上信子です。

 

 

 

 

かづきしぇんしぇ〜💋