2日目の前に

昨夜の

私の初めての「居酒屋さん」探検記?


甥っ子が個室を取ってくれてました。

初めに運ばれてきたのが



蕨・比内鶏・ウニのジュレ

蕨の器の前には後でガーリックおにぎり。



勝手がわからない





男鹿で取れたお魚ばっかり。
これを炉端で焼いてくれるのだそうです。

 おおお、いいお値段!主婦感覚

私はアルコール類はいただきません。
多分
飲んでごらんと言われると
飲めないわけではないと思うのですが
飲みたいという感覚がない。

弟夫婦は
ノンアルコールを飲んでいましたが
それも飲みたいと思わない。

お茶をいただきました。
居酒屋さんでお茶を所望する人っていないのかも

ぬるいお茶でした。


「アラ」というお魚。
お塩加減もよく、おいしかった。
半分いただきました。
アカテリもおいしかった。



蓮根・青南蛮・しいたけを焼いて頂きました。

個室だったので全体的な雰囲気はあまり良くわからなかった。
居酒屋さんというのは全体的な雰囲気なんでしょうね。
もう二度と行くことはないような気がします。


2日目は
実家に参りました。
私を育ててくれた父は58歳で、母は68歳で亡くなりました。
親孝行したいときには親はなし・・・

父の後輩に当たる方が自転車で40分かけて来てくれました。
93歳です。
私のことを今でも「敏子ちゃん」と呼んでくれるおじさんです。
弟のことも「ひろちゃん」と呼びます。
 「敏子ちゃんに会えるなんて夢みたいだ」と何度も何度も
 言ってくれて・・・嬉しかったです。
おじさんは祖母のことも祖父のこともよく知っていて、
「本当に優しいおばあさんとおじいさんだったよ」と
 何度も言ってくれてました。
父の職場の後輩の方でした。
我が家にはこのおじさんの他に沢山の方たちが遊びに来てくれました。
私が名前を知ってる方たちは鬼籍に入られたと…
父のことも母のことも
 「皆で遊びに行って、酒を飲んだり、麻雀したりしてたよなあ」
 「母さんもいい人でさ、よく面倒見てくれたよ」と
母のことを話してくれたり、
本当に本当に私の方も夢を見てるようでした。

それからおじさんも一緒にお墓参りをしました。

お墓参りは手を合わせて心の中でこちらから話しかける・・・
返事は・・・ないのだけど

この度は祖父母のこと、父母のこと、叔母たちのことも
よく知っているおじさんのお陰で、思い出話を語り合えてよかったです。

その後おじさんも一緒に
史跡秋田城跡・護国神社・秋田市土崎歴史伝承館。


秋田城跡は私や弟が通った小学校、中学校のあったところです。
もともとその秋田城址跡に建てられた学校だったので、増築も改築も
ままならん!とのことで移転。
その小中学校、グランド・・・広大な土地が「秋田城址跡」
最北の古代城柵官衙(かんが)遺跡
官衙とは役所の意味だそうです。

古代水洗トイレ・・・奈良時代後半、類例のない。
和同開珎銀銭・・・和銅元年(708)鋳造開始。完形品としては
最北の出土例。

  この和同開珎銀銭、私の友人が見つけたものです。
  ここの遺跡発掘調査に従事していて、土の中から発見!
  その当時、話を聞いた私達友人の間では
  話題沸騰でした。


もっともっと時間をかけて、見学したいなあと思いました。


護国神社



秋田市土崎みなと歴史伝承館
ここにはユネスコ無形文化遺産に登録された
「土崎神明社祭の曳山行事」10㍍級の曳山実物展示がありました。







土崎空襲は秋田県で唯一の大規模空襲で日本で最後の空襲だそうです。
翌日の終戦。

一緒に行ったおじさんはその時15歳
その時の様子、空襲のあった間近なところにいたそうで
事細かく語ってくれました。
おじさんのお話はリアルで、もう空襲のことを知っている数少ない
体験者の話として深く、受け止めました。

その後弟夫婦が「稲庭うどん」のお店に連れて行ってくれて

私は稲庭素麺を頂きました。

帰りにまた実家によって、
弟のお嫁さんのおもてなしを頂きました。

秋田の郷土料理「あさづけ」
お米を使った夏の酢の物
何十年ぶりに頂きました。
母がよく作ってくれたものでした。
お嫁さんは山形の方ですが、母に習って覚えたそうです。
母の味と同じ、もしかしたら彼女のほうが美味しいかも。

そして
ケーキやクッキーも。
随分前には生徒さんに教えていたくらいの腕前。
久しぶりに頂いてこちらも美味しかった。

今はケーキ教室はやめて「陶芸教室」似通っているそうです。

トトロが大好きで、たくさん作品がありました。

おねだりしていただいてきました〜

父が建てた家はリフォームされて、とてもモダンになっておりました。
庭の木々はもうないのかと思ったら、工事中は造園屋さんに
頼んで移植していただき、植え替えてもらったそうです。


父や母が植えた木々が健在でした。

ホテル9階の窓から



千秋公園の蓮

まだ咲いてませんでしたが反対側からも見られるよう歩道橋を

つけたそうです。


秋田市は来月「竿燈まつり」
竿燈の先が引っかからいようにするため、電柱を地下に埋め込んだそうです。
だからなんですね
道幅が広々でした。

「竿燈まつり」見たいなあ〜


2日目の秋田でした。
私の忘備録にお付き合いありがとうございました。
明日に続きます。。

ではまた。