東証一部上場企業の社長(当時)が、冤罪事件に巻き込まれ、無罪となるまでの体験談です。

 

 少しずつ読み進めるつもりでしたが、引き込まれる面白さで、2日で読み切りました。

 

 感想としましては、

 

・時系列も含め、文章がしっかりしており、著者の山岸さんは、記憶力含め、非常に優秀な方であると伺える。

・山岸さんが、優秀な弁護団に依頼できる経済状況であったことが、無罪の少なくとも一因であったことは間違いない。

・相変わらずの人質司法。保釈のための創意工夫が素晴らしい。

・録音・録画がされても、ひどい取り調べ。机をたたくというのは、私の経験上、警察でも聞いたことが無い話でしたが…。

 

 現在、山岸さんは国賠訴訟を提起しているということであり、少しでも検察の反省、人質司法の改善につながってくれればと思います。

 

 

 

 

 

 なかなか本を読めておりませんでしたが、最近人気とテレビで拝見し、また、本屋大賞を授賞されたということで、読んでみました。

 

 主人公の、(変わったとも思える)挑戦に勇気づけられ、何歳からでも、興味をもったことには挑戦してみようという気になりました。

 

 中学生の読書感想文に適しているという印象を持ちました。

 

 

 

先日、十士業の震災無料相談の担当をさせていただきました。

 

原則として避難されている方について、現時点で、2月末まで、水曜と土曜、午後1時から4時まで無料で相談できますので、お気軽にご相談ください😊