常々私はアメリカで不倫が違法じゃないことに不満を感じていて、
不倫しておいて「だからなに?」と開き直れるって、一体どういうことなんだろうと思います。
けれど弁護士によると、不倫が違法じゃなくなった国は結構多くて、
不倫相手に損害賠償を請求できる国の方が時代遅れなのだそうです。
だから日本もいずれ欧米に足並みを揃えることになるだろうと聞いて、
「それはおかしいだろう!」と思いました。
私は日本が誇る一番の強みは「国民性」だと思うのですが、
日本人の節度ある姿勢や倫理観の高さは、アメリカに暮らす私からみると羨ましい限りです。
めちゃくちゃですからね、この国は。
日本人の真面目さや、他者をおもんばかる国民性が、自分たちの生活を守っている。
これは大事です。
だから、既に節度や倫理観が根付いている日本においてわざわざ不倫を合法にするなんて、日本の強みを失う方に舵を切るようなものです。わざわざ歯止めを取り外す必要なんてどこにあるんですか?
ちなみにアメリカのほとんどの州で不倫が罪に問われない大きな理由は、
裁判で泥沼化しやすく、結審に時間がかかる上に、裁判所でさばけないぐらい不倫が多いからだそうです。
つまり、
裁判所の『キャパシティ』の都合です。
付け加えれば、
「不倫を問わないほうが’、人は早く前向きになれるから」という理由もあるそうなのですが、
そんなの人それぞれのことですからね。後付け感が否めません。
つまり、倫理的に不倫してもOKと思っているわけではありません。
アメリカだって別にフリーセックス容認ではないのです。
勘違いしないでほしいのは、夫に浮気されて家庭が崩壊したアメリカ人の妻たちだって、忸怩たる思いで受け入れているということです。簡単に割り切っていない。そこを忘れないでいただきたいです。
これは日本の政治家の本当に悪いところだと思うんですけど、
ちょくちょく欧米の真似っこしちゃうんですよね。
わざわざ日本の素晴らしい部分を台無しにするようなことをしちゃう。
任期中に何かしら功績を残して次の選挙につなげたいとか、そういう裏事情もあるんでしょうけど、
真似っこ政治で『改革』を成し遂げたつもりになられたらいい迷惑です。
世界は一つですけど、国一つ一つにカスタマイズされたシステムがあるべきです。
だから、
たとえどの国に何を言われようとも、
日本では不倫は違法!
これだけは曲げないでいただきたいです。
***今日のごはん「お祝いのお寿司」***
月曜から本格的に授業が始まるお祝いを兼ねてお寿司をテイクアウトしました。バイト代が入ってよかった〜♬
日本からいらしている日本人が握っています♬巻物はスパイシーツナ(左)とカニ肉(右)。
真ん中は昨日作ったチャプチェの残りです。
すごく美味して子供もぺろっと食べましたが足りなかったらしく、
「サーモンでいいから、くれない?」というので(私はサーモンのお寿司が苦手)、サーモンとカニの握りと巻物を4個あげました。
子供がたくさん食べてくれると安心しますネ。今日はアメリカのビール、シエラネバダ(ペールエール)で乾杯です🍻
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