9月7日に発売開始となった拙著
「繁盛するWebの秘訣『ウェブ解析入門』」
おかげさまで色々な方からご推薦や感想を頂いています。

まず、ATARAの杉原さんから推薦をいただきました。
$顧客のココロを動かすウェブ解析-ATARAさんの推薦記事
ATARAさんはアトリビューション分析のパイオニアです。何年も前から杉原さんのお話から学ばせてもらっています。

そして、豊作プロジェクトの秋田さんのブログでもご推薦いただきました。
サイン本を送らせていただきましたが、このサイン、生みの親はまさに秋田社長なんですw
$顧客のココロを動かすウェブ解析

ありがたいことです。

皆様に感謝です!
繁盛するWebの秘訣「ウェブ解析入門」 ~Web担当者が知っておくべきKPIの活用と実践/江尻 俊章

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小坂さんも
http://profile.allabout.co.jp/w/c-60336/
で書いていますが、

Google Analyticsがリアルタイム対応とプレミアという有償サービスを開始しました。

Google Analyticsの機能拡張は驚異的なスピードです。

無償で、これだけのユーザがいるのに、改良と進化を続けるのは本当にすばらしい。

私は10年以上ウェブ解析ツールを作ってきたのでその難しさを知っているだけにその関係者の努力はすばらしいと思います。

今後も間違いなく進化のスピードを上げるであろうGoogle Analytics。
今後どんな機能強化を進めて行くのでしょうか。


まず考えられるのが、サービスとして最大の脅威であるソーシャルメディアのデータを取り込むことです。

検索エンジンも含め、ソーシャルメディア上にどのようなソーシャルグラフを使ったのか、どのような文脈で語られたのかという情報が考えられます。

今の機能ではリンク元情報としてしか分かりませんし、分類はできていませんので概要しか分かりません。

ここにソーシャルグラフのどのような機能が使われたかなどの情報が組み込まれることは考えられます。

ただ、先日twitterの情報を使ったリアルタイム検索がサービス終了したことも考えると、ソーシャルメディア側の対応によって実現可否が左右されますので、単に技術的にできる、できないという話だけではなく、交渉も加わってきますので読みにくいところですね。


次に考えられるのは、ホスト名にもとづく組織名やユニークユーザ単位での経路分析やユーザ単位での分析です。
シビラにはユニークユーザ分析があり、1人のユーザ単位での経路が細かく追いかけられます。このようなユーザ別の経路をとるとなると、まず壁になるのがデータ処理です。Google Analyticsでは膨大なユーザ経路を膨大なアカウントで表示させるので、1人1人の経路まで追いかけるのは簡単ではありません。

ただ、Google Analyticsはこれまで無料では不可能と思われた機能を次々実現させています。可能になるかもしれません。

あとは、Googleのプライバシーポリシーによると思います。
今までの機能拡張や進化を見ていますと、Analytics側が持つべき機能として、個人を特定しないようにしていると感じることがあります。

アクセス解析のCookieベースのユニークユーザに顧客IDやソーシャルメディアのアカウントをひもづけることは可能です。実際CoreMetrixなどは機能として持っています。それは企業側により緻密な分析を実現する一方で個人のプライバシーをどこまで企業側が知ってよいのかというポリシーとの問題に直面します。このポリシーをどうするのかによると思います。

Googleは時代とニーズにあわせポリシーを変化させてきました。当初、Google Analyticsをリリースする前にもトラッキングツールを無償提供していましたが、それはトラッキングを計測しているというバナーが表示されるものでした。

このポリシーは解析に関わるものとして賛同できる反面、利用者は解析していることをウェブで堂々と出すことで気味悪がる顧客を逃してしまうリスクを負いたくありません。

今後この問題はライフログをどう取り扱うかという法整備とも無縁ではありません。



私はウェブ解析ツールを開発する側でもあるので、この時代に何を提供すべきか考えたいと思います。

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hamnaly(ハンナリィ)さんのブログ
『繁盛するWebの秘訣 ウェブ解析入門』を読みましたをUPしていただきました。

アクセス解析を始める前に読む本

ウェブ解析(アクセス解析)を始めたい、もっと勉強したい方におすすめの本です。と言いましても、この本ではツールの使い方やデータの読み解き方については触れられていません。データを見る前段として、ウェブ解析(アクセス解析)についての考え方をまとめた本だと感じました。

そうです考え方が大事です。書籍を書いて欲しいとかコラムを書いて欲しいとなると要望をうけると、たいていは事例とか具体的ツールの使い方と言った、即効性の強い内容を求められるのです。
それはそれでとても大切ですが、そのような技術的なTIPSが叛乱する中で忘れられそうになっていた大事な本質を書いておきたいと思ったのでした。
そこを感じてくださったのはとても嬉しいです。


アクセス解析から得られるデータは膨大です。訪問者数やページビュー数、検索キーワードなど、多様な数値を見るだけで満足してしまいそうです。そのなかでデータから何を読み取り、どのように活かし事業に活かすかが大切です。そのための基準・視点形成がアクセス解析のキモです。

ツールの活用方法の本をまず手に取ると、画面の見方から入り、そこから生かし方を考えてしまいます。これがとても無駄なのです。秤を見てレシピを考えるみたいなものです(笑)


副題は「WEb担当者が知っておくべきKPIの活用と実践」

ホームページをビジネスに活かすには、ゴールを定め(KGI)、手段に分解し(KSF)、そのプロセスを評価するために特定のデータ(KPI)に注目することが大切だと本書は説きます。あわせて、KPI(重要指標)が向上するように、絶えず改善を繰り返す重要性にも触れます。

そこで本書はKPIを設定するヒントについて多くを割いています。KPI(Key Performance Indicator、重要業績評価指標)とは、「企業目標やビジネス戦略を実現するために設定した具体的な業務プロセスをモニタリングするために設定される指標(業績評価指標:performance indicators)のうち、特に重要なものを指す。(@ITより)」とのことです。

繰り返すようですが、本書ではアクセス解析ツールの使い方やアクセス解析・Webマーケティングで頻出する用語の説明はありません。ウェブ解析(アクセス解析)に取り組むための考え方についての書籍です。この本で考え方を学び、併せてツール類の見方などを別の書籍で身につけると良いのではないかと思います。


ツールのテクニックを競う前に、お客様や会社にウェブ解析を生かすヒントになればと思いました。
そこそこ分量がある本ですが、丁寧に読んでいただけてとても嬉しいです。
機会あればぜひお会いしたいです。東京にお越しになったらぜひお声がけください。

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