子供の話をきくとか

子供に寄り添うとか


そんなことのずっとずっと前に


やるべきこと。



子供が学校に行っていないだとか

勉強しないだとか


子供が友達とちょっとしたトラブルになっているだとか

子供が毎日充実した時間を過ごせていないように見えるだとか



そんなことに注目する前にやるべきこと。




自分を見てあげること、自分の話を聞いてあげること、自分に注目することが何よりも一番先。





自分は自分の親みたいに毒親になりたくなくて



どうやって子供と接したら良いだろうかとか


どうやって子供に声をかけたら良いだろうかとか


どうやって子供と問題解決をしていこうかとか


自分はどんな事を信じて親として役割を果たそうかとか



そんなものは



本当にどうでも良くて。



そんなことはずっとずっと後回しで良い。




自分が子供を傷つけるような毒親にはなりたくない

毒親にならないためにはどうしたら良いか



なんて、本当に後回しで良い。




なぜなら



子供は親に傷つけられたくらいで


本当の意味で、人生壊れたりしないから。




確かに、親のせいで


暗くて辛い子供時代を過ごせば


その貴重だった時間は取り戻せないし


その影響でその後の人間関係もグチャグチャになったりする。


自尊心も自己肯定感も自信も失う。


親への依存やら執着やら罪悪感とも戦う羽目になる。


親がまともだったら


ただただ幸せな子供時代を過ごせられて


親への感謝なんて自然にあふれて


当たり前に自信に満ち溢れた人生を送ることができただろう。


周りの人も優しい人だらけで


友人や周りの人とも上手くやっていけて


何より、自然に、誰に教わることもなく、自分を大切にすることができた。



毒親育ちは、それに気づくまでに


多大な労力や時間を要するし、



それに気づくことがなければ…真っ暗闇の人生で一生を終えることになる。



まともな親育ちと毒親育ちのこの違い。


この差。


だから


この世は本当に不公平だと毒親育ちは思ってしまう。





だけど



それすらだと、毒親育ちの私は言いたい。






そうやって、毒親育ちじゃない人達と比べてしまうのも、毒親育ちだからこその洗脳だと言っても過言では無いと思う。





こうやって、向こう側の幸せな人たちを妬む



にかかっているだけ。




自分は恵まれなかった

親がひどかった

まともな幼少期を過ごせなかった



と嘆き悲しみ


誰が得をするかと言えば



ほかでもない、自分の毒親だ。






実は


『自分は不幸だった』と子供に思ってほしいと


潜在意識で毒親は間違いなくそう思っている。




子供がそう思ってくれたら、しめたもの。




表面上は毒親はみんな



自分は自分の親みたいに毒親になりたくなくて



どうやって子供と接したら良いだろうかとか


どうやって子供に声をかけたら良いだろうかとか


どうやって子供と問題解決をしていこうかとか


自分はどんな事を信じて親として役割を果たそうかとか


自分が子供を傷つけるような毒親にはなりたくないし


毒親にならないためにはどうしたら良いか



子供の話をきくとか


子供に寄り添うとか




そういう事をたくさんたくさん考えている。


愛って何だろう?ってたくさんたくさん考えている。



表面上はね。


自分でも、信じている。



みんなまさか、自分が子供の不幸を願っているなんて、思ってもいない。



だから、子供が大人になってから自分と向き合って


親に言いたいことを言わなきゃと思って


「小さい頃、私は〇〇で辛かった」

「どうしてあの時〇〇したの??」


と訴えると、


親は、『そんなはずはない!!』とか、『私だってやれるだけのことはやってきた!』って本気で思うし、親自身傷つくのだ。




けどね



毒に侵された親の潜在意識では




よっしゃ!!


お前は不幸だったのか。やっぱりな。これからも不幸な人生を歩むことになるんだろうな〜。頑張れよ。



って喜ぶんだ。



潜在意識が喜べば喜ぶほど



親自身、表面上は「そんなはずは無い!!」って一生懸命否定したくなるし、心底自分のしたことを認めたくないし、そんな闇の部分が自分にあるなんて発想も無い。




何で潜在意識はそうやって子供の不幸を喜ぶと思う??



答えは簡単。



自分は不幸だった


って、意識的か無意識かに関わらず

親自身が思っていて


自分と同じように苦しんでいる同士が側にいてくれることは


心強いから。


一人じゃない、しかも自分の子が自分の味方で苦しみを分かってくれて、共有しあえる



それほどまてまに、毒親の心というのは弱い

(メンタルが強いのとは関係ない)


共に幸せな奴らを憎み

一致団結して

不幸を乗り越えよう。

(乗り越えた先に待っているのは不幸だけど)


という潜在意識。





『自分と同じような不幸を子供には味わってほしくない』と子供に表面上思っていることは


既に『自分は不幸だった』ことを認めていることになる。



自分は不幸だったけど、子供には幸せになってほしい


なんて表面上思っても無駄なこと。




『自分は不幸だ』あるいは『不幸だった』


と認めるのは


ある意味、自分がそう望んでいる世界だから。




物事には良いも悪いもなくて、


不幸を選ぶ事自体にも、良い悪いは無い。




『この世は不公平だ』


と思うこと自体


自分は不公平な世界に生きているのを認めて、自分はそれが良いと信じて、それを望んでいる証拠なのだ。



そして、そういう風に子供も思うよう望んでいる毒親の望みにまんまと引っかかっているだけ。



親の思うつぼ、と言ったら分かりやすい。




確かに親から逃れられない幼少期やまだ経済的にも自立できなかった時期は辛い体験だった。


でも、



『辛い体験』『不幸』というのはイコールでは全く無い。



これって、毒親育ちかどうかだけじゃなくて


生まれつき障害を持って生まれてきたとか

大きな事故にあったり病気をしたとか


色々な経験に言えるよね。




辛い体験を選ぶしか選択肢はなかったけど


不幸かどうかは、自分が決めて良い。



私の幼少期は、『幸せ』ではなかったかもしれないけど


決して『不幸』でもなかったと思っている。



親がいない子供は、不幸か?


自分の親がまともな親でない子供は、不幸か?



親の存在など、幸か不幸か決める材料にもならない。



親など、自分の人生に何も関係しない。


親には子供の人生を左右するほどの力など持ってはいない。


親など、一生黙らせておけば良い。



これは、まとも親育ちの人にも言えること。


決して不公平じゃない。


だって、みんな平等に


自分の人生をどうするのか


自分の人生にどんな意味を持たせるのか


自由に決める権利があるから。




現に私は、毒親育ちであったって、


親に囚われなくても幸せになれる事に気づけている。




毒親というのは、『親がいなかったようなもの』で、それを認めるのは最初は酷なことのように思えるけど



それは実は、親が自分で親の役割を潜在意識では望んでいなかったのだから



本来それは納得できるし諦めがつくことなのだ。




例えば、幼い時に事故か病気か何かで親が亡くなり、親がいないことを子どもが悲しむ大きな理由は


親が潜在意識で親の役割を果たしたいと望んでいた場合


その役割が果たせなくなってしまった親に対して、子供は不憫だと思うからではないだろうか。





ただ、毒親の場合はどうか。


表面上(意識上)は親として役割を果たしたいと言う。


でも潜在意識では親として役割を果たしたいなどとは思ってもいない。それどころか、子供を不幸に巻き込み、子供にもたれかかったり、子供に依存したいと願う。



だから、表面上の言葉に子供は惑わされるし罪悪感を負ってしまう。


でも、子供は親の潜在意識など簡単に見抜くから


親に対して潜在意識で憎しみを生んでしまう。




毒親が亡くなっても表面上は悲しむことはあるけど


潜在意識では憎しみというのは消えない。






人は潜在意識に支配されているし、


潜在意識は魂そのもの。



だから、表面上にでてきている親の言葉に惑わされる必要はなくて



潜在意識の真の思いを汲み取って尊重することが、


その親、その人を尊重することと言える。





私の親は、親として役割を果たしたいと心の底から思うような親ではないけど


たったそれだけのこと。


親だから、そんなことは許されないとか


そんなジャッジは本来できない。



何を選ぶか、何を思うか


良いも悪いも無いのが人間。





だから、親に執着しなくても良い。



親に惑わされなくても良い。



親の関わり方くらいで、子供の人生はどうにもならない。



そんな表面上のことなど、取るに足らないもの。





だから今、子育てをする立場になり


大切にしないといけないものは



子供とどうやって関わる必要があるかとか


そんな表面上のことに囚われるのではなく



自分はどうしたいのか


自分の本当の望みは何なのか


自分は何に傷ついて、どんな感情を持っているのか




そして、憎しみなどに潜在意識を操られることなどなく、どうしたら自分が幸せになるのか



まずは最大限自分の潜在意識に注目して耳を傾けることが先決だと思います飛び出すハート







何だかまとまりなくなったけど…


ただ、こうやって自分の思いを遠回しではなく率直に言葉にしようとできる自分


ありのままを認められるようになってきた自分は



だいぶ自分を信頼できるようになってきたなと我ながら思いますキラキラ






ここまでお読みくださりありがとうございます😊