HSCの小4次女は、

小2で約4〜5か月の完全不登校支援級に移り少し行けるようになりました。



しかしまた4年生になって行き渋りや休むことも多くなり…

夏休み明けから通常級に戻りましたがそこから再び完全不登校になりました。


次女の行き渋りと不登校を約2〜3年繰り返してきました。



支援級に移って少し行けるようになった期間も、


夏休み、冬休みの長期休みの間、友達に会えないことや暇になったことで


「学校に行きたくなってきた」と言うことがあり、


休み明け2〜3日登校できる期間もありましたが

やはり力尽きて…

この授業の時間だけ、2〜3時間だけ、行事だけ…など、何とか先生の毎朝の電話での促し等で


騙し騙し


登校していました。



私も、彼女の

「行きたくなってきた」「やっぱり行かない」


に一喜一憂してました笑い泣き



支援級の時は、先生にも色々と工夫をしてもらいましたし行けることが多かったんです。



そして今回通常級に戻って小4の夏休み明けから現在まで


学校に行けたのはほんの2〜3日程度です。



再び完全不登校になっている今


2年生の時の完全不登校の時と何が違うかと言えば


娘自身の状況は何も変わっていないかもしれないけど


明らかに私自身の意識が違うのです。




支援級のままだった方がもしかしたら、少しでも行けていたかもしれません。


ただ、支援級から通常級に戻った理由は


次女が支援級の先生に対して嫌悪感を持ってしまったことでした。


細かいことは色々あるのですが、


一番は、先生が次女に必死に登校刺激をして促していたこと。


支援級なら登校できるだろうと通常級から転籍したのですから…

先生がそのように協力してくれたことは私にとってはありがたいことでした。


次女に対して


「無理なら休んだりしても良いし、ちょっと頑張れそうなら行けるところは行こうね」


と言って、表面上は次女を受け入れていました。


私も先生にお任せしよう!と、それに甘えるような形になり、


「先生はこういう風に言ってくれてるよ?」


と、次女を促すこともありました。


多分、次女は大人の意識を見抜いていたと思います。


当然、学校としては子供に学校に来てほしい


が、前提ですし


親の私は、子供に学校に行ってほしい


という気持ちが前提です。


だから、『休んで良いよ』という言葉も


休んだらその後は当然行くよね?

休むんだから少しは学校に行けるようになるでしょ?


という意味、メッセージ、意識が含まれていたんだと…今になってはわかります。


その意識って私も先生も無意識であり、ハッキリとした自覚はなかったと思います。



そんな大人の期待、言葉にしなくとも…


HSCの次女なら一発でわかります(笑)



支援級の時は次女も大人の期待に応えようと必死だったのだと思います。


でも


ある時から次女の体に異変が来ました。


学校に行くだけでお腹が痛くなってきたし

給食もあまり食べられなくなってきました。

夜中に途中で目が覚めて、あまり眠れなくなってきました。

涙もろくなってきました。


こんな症状から、私は子供の心療内科に通わせようかな?


と本気で考えるようになりました。


と、それと同時にめまいや気分の落ち込み等…私の不調もやって来ました。


『まずは自分』


不登校や自分と向き合うことの大切さに関する色々なブログを読ませてもらっていたので


子供よりも私をまず、優先しました。


自分を究極に大切にして

自分と向き合っていくうちに(一番は母との関係)。。。


子供のことは、心の底から


どうでも良い

どうなっても良い

どうなっても大丈夫

子どもは自分でどうにかするし、できるから大丈夫


を腑に落とすことができました。


今まで特に


【子どもは自分でどうにかするし、できるから大丈夫】


の意味が、どういうことなのか…正直分かりませんでした。

これも、色々なブログで言われている言葉です。


これって、私の今まで生きてきた常識には無かったことです。

だって、未成年の子供だし、まだまだ親の手やお世話が必要な時期ですよ?

たった10歳くらいの子供。

ご飯を自分で用意するのも時間の管理も持ち物も買い物も危機管理も何もかも。。。全て大人や親の手が必要な時期じゃないですか。

なのに、子どもは自分でどうにかする??

どうにかできる??

どういうこと??


って、頭が追いつかない。


今なら分かる。


そういうことじゃないと。


それとこれは別ということ。



私と同じような母親は

つい、それとこれを混同してしまいます。



これ、っていうのは、生活力のこと。

一般的に未成年はお金を稼ぐ力も、人生経験も少ないのだから親のサポートは必須ですね。


じゃあ、それって。。。


社会性


ではないかな?と…私なりの答えですが。


もっと言うと


自分の人生を自分で決める力


どんな人と付き合うか

人とどうやってコミュニケーションをとっていくか

自分の将来をどうしていくか、何をしたいか

自分が生きていく上で何を大切にしていくか…


そういう、生命を維持する事とは直接関わりないけど


生きていく上で大切になるもの


それは親に「〇〇しなさい」と助言を受けなくても、自分でどうにか見つけていくことができるし誰もが必ず見つけたり力をつけていけるものです。



私は母に、この私の力を信じてもらえずに育てられてきました。


人にはこんな力がある、という事を教えてもらえずに

教えてもらえなかったと言うよりも


あなたには無理


と、逆に植え付けられて育てられてきました。



これは、完全に母の思い込みだし、

そんな風に私も思い込まされてきました。



私、看護師の資格を持っていますが


本当は、幼稚園の時からピアノの先生になりたかったんです。


多分、ピアノの先生は食べていけないよ、という母の言葉で


それなら。。。


保育園や幼稚園の先生が良い!って言いました。

ピアノを活かせるから。


そうしたら、母は

今は子どもが少なくなっている。子どもを相手にするなら老人を相手にしたほうが良い。

そして、なるべくお金になる職業は看護師。

看護師なら勉強すればなれる。

そして、看護師なら、結婚できなくても離婚しても女の人でも一人で生きていけるから


と、看護師を勧められて、私もその気になり。。。

保育士や幼稚園の先生を諦めて


中学2年生から看護師を目指しました。


看護学校も、お金のかからない公立の。。。地域で偏差値1位の学校。


でも、それはそれは過酷な毎日でした。


偏差値1位の学校に入れても、その中で私は落ちこぼれでした。


先生に常に目をつけられ


「あなたは看護師に向いていない」


と言われる始末でした。


学校を辞めたい。。。と母に言いました。


母は許してくれませんでした。

(ちなみに母は中卒、自営業)


せっかく入ったのだから。

奨学金を借りているのだから。看護師になって働かないと返せないよ?

留年してでもやり続けなさい。


限界までやり続けること

やりたくない事でも一度決めたことはやり続けること


そして、私には自分の人生を選ぶ権利などどこにもないこと


私には自分の人生を自分でどうにかできる力なんて一つもないこと



これが


私が子供の時から母から学んだ価値観です。



























そんなわけ無いだろ💢

クソが





不登校の子どもは(登校してる子も)、みーんなこうやって思ってますよ😉

そんなわけ無い、って分かっています。

10歳だろうが5歳だろうが、0歳だろうが。

母からそんなクソ価値観を植え付けられた、植え付けられていないに関わらず。








次女が、昨夜言ってきました。


「学校に行きたくなってきた」と。




過去に描いた絵でいっぱいの自由帳を眺めて、

「ママ、見て!これ、2年生くらいに描いた私の絵(笑)下手くそー!」

「これは学校の休み時間に〇〇ちゃんが描いた絵で、これは〇〇ちゃんと描いた絵」

「将来みんなでユーチューバーになろう、って決めてそのキャラクターをみんなで描いたやつ」


「なんかみんなでまた、こうやって休み時間に自由帳に絵描きたいな―。学校に行きたくなってきた。」


って。自分から。



こうやって次女に言われた時の私の心境は


『あ、元気になってきて良かったなラブ

『学校の友達ともう一度繋がりを持ちたい、って思えるようになって良かったなウインク


という気持ち。


2年前と明らかに違うのは


『学校に行きたい』って言えるようになって良かったな😭


とはほとんど思っていないことです。



だから


学校に行きたい!と言われても

ふーん、そうなんだ😊


だし、


やっぱり学校には行けない。。。と言われても

やっぱり、

ふーん、そうなんだ😊



なんです。



別にどっちでも良いのですウインク




給食の停止を申し出て、書類も提出した矢先に

次女からこんな風に言ってきました。



給食の停止を申し出る、ということは

親にそれ相当の覚悟がないとできません



でも、それ相当の覚悟は

私や夫にとって特別なことでも何でもありません。


給食費が単純にもったいないので停止を申し出たまでw

ひと月約一万円(2人分w)。。。大金ですよー口笛



次女が(長女も)今後、ずっと学校に通い続ける、丸一日学校に通える


といった期待はほぼ無いので


給食の停止は早急にしてもらうよう、変わらず継続してお願いしていくつもりですウインク


※地域によるかもしれませんが、私の地域の小学校では5日以上の連続した停止であれば、誰でも給食を止められるし期間の変更も再開も簡単にできます音譜





自分で自分の人生を決める力


って、何歳でも、誰でも当たり前に持っていますキラキラ


40代の私でも


70代のクソ母でも(笑)


考えるまでも無く、当たり前に持っているもの。



こんな当たり前の事に、子供たちから気付かされますニコニコ飛び出すハート



ここまでお読みくださり、ありがとうございます😊