今朝、彼の所に主治医から電話があった。

11/6　大腸外科の診察しか入っていないため、それだけのために来るのは大変だろうから、15日の肝胆膵外科の診察の後に変更しないかと提案された。

彼は承諾。

11/14 CTとMRI検査

11/15

10:00～入院案内

11:00～お薬確認

11:30～肝胆膵外科　診察

その後に、大腸外科　診察に変更

11/15 全ての検査結果が出て、今後の治療日程が決まると。

今まで聞いていたのは、あくまで予定だった。

最終ジャッジの結果は、11/15という事らしい。

(彼に任せて鵜呑みにすると、ややこしくなる)

実は、11/6～7

1泊2日で下田旅行に行く予定だった。

彼が、海鮮食べ放題に行きたいと言うので、

モチベーションupになるならと予約していた。

数日前、11/6 診察と書かれた予定表を見てキャンセルしてしまった

行けたじゃんと彼に言うと、行くなと言うお告げだと笑う。

ここ数日、彼は弱気な発言が多い。

「そろそろ、オレの運も尽きる」

「最近、嫌な予感しかしない」

なんだ？　らしくない。

「お前、知ってるか？

肝臓転移のステージ4の　

5年生存率　約10%だよ」

病気発覚から今まで、余命やステージの生存率や、命に関わる話を1度もしてこなかったから、彼がそんな事を言うなんてびっくり

何、言ってんの？

今年の6月に病院の研究会が発表した、大腸がん肝転移切除後の5年生存率は、約80%だよ！！

咄嗟に10%盛ってしまった

「そんな事はどうでもよくて、嫌なんだよ」

何が？

「痛いの嫌だ！

お前が痛いぞぉって言うから、もっと嫌だ

L字に切るとか言うから手術、ほんとに嫌だ！！」

彼は、2回の手術を訳が分からないうちに終えてしまったせいで、今回初めて、色々な段取りをして行くうちに不安が募ってしまったみたいだ

私としては、１日に緊急手術を2回もして、面会も出来ず、様子も分からず、不安な1ヵ月を過ごすより、段取り通りに進む方が、準備や心構えが出来てよっぽど良いんだが

可愛いとこ、あるじゃん

抗がん剤　4クール目、

今までにない副作用のしんどさや、便が黒くなったり、下痢が続いたり、肝臓数値が悪くなったりの連続で、メンタル弱ってたんだなぁ。

昨日からお店を再開して、常連客と話すうちに、段々ポジティブになってきた

(隠し撮り)

15日まで長いけど、少しでも平和な日常が続いてくれれば良いなぁ

主治医からの着信