こんにちは✨
アンチエイジング・形成美容外科医の松宮敏恵です
学びの秋
ということで、最近隙あらばセミナーに参加しています
今日は宮澤賢史先生の分子栄養医学講座
"精神疾患のサプリの使い分け方"
でした。
人の思考、行動、感情は全て神経伝達物質が脳細胞から脳細胞に伝えられて起こります
ドーパミン、セロトニン、アドレナリン、GABAなどなど。。
受刑者の脳の生化学分析では、
銅の過剰
ビタミンB6や亜鉛不足
メチレーション回路の異常
など、ある一定の傾向が見られることがわかっています
ところで、聞き慣れないけどメチレーション回路って
暗号にしか見えないけど、左の図です
神経伝達物質が生成されるにあたり、エネルギー供給やデトックス機能も同時に反映します体内でメチレーション回路が適切にぐるぐる回ってることが脳の生化学に大事(複雑すぎて一言で言い表せませんが)
では、どうやって診ていくのかというと、
神経伝達物質のアンバランスがあるか?
メチレーション回路はちゃんと回ってるか?
酸化ストレスの度合は?
炎症があるか?
腸の状態はどうなってる?
副腎機能は大丈夫?
などなど、各々に検査項目があり、評価していきます。精神疾患に関わらず腸内環境や酸化ストレスの評価は必須ですが
葉酸や亜鉛などサプリの使い方なども詳しく勉強しましたサプリの使い方を学べば学ぶほど、検査をせずに"これいいですよ🎵"と、適当なサプリを出すことに恐怖を感じます
薬もサプリも、ある人にはとても良くても
別の人には害になり得ますもんね
サプリを飲むときは本当に必要かの検査をするのがおすすめです
私は精神科の患者さんと接することは殆どなく、メチレーション回路は複雑すぎて苦手意識があったのですが
"性格と血液でメチレーション状態の予測ができる"
というのは周りの人に試せそうで面白い
と思いました
皆さんはどちらかといえば、右と左どちらにあてはまりますか
ちなみに、私は右かな~と思い、自分の血液データで白血球の解析をしてみたら・・・
予想通り、かなりのメチレーション過剰状態でした
午後の症例検討会
10人グループを作り、それぞれデータを持ち寄り栄養解析をします
今回は、自分のデータを持って行きました栄養状態について他の先生のご意見を色々聞くことができました。自分の分析に加えて、寝起きの悪い理由や、追加で必要な検査がわかり、勉強も体調管理もできて一石二鳥わーい
宮澤賢史先生の分子栄養医学講座は、なるべく薬に頼らずサプリも最小限でからだの機能を上げていく栄養療法なので、受講者にも患者さんにも良心的と思います
サプリを売りつけたりしません(笑)
講座もコメディカルの方々や、一般の栄養療法に興味のある方々の参加もあり、新鮮でした
夜はテロメア研究会の参加メンバーとお食事会
色んな科の先生が各々の専門分野で栄養療法を役に立てていて、"へぇ~!そんな使い方するんだ"とびっくりするようなお話を沢山聞けて有意義でした
美容、形成外科の分野でも栄養療法は大活躍しそうです
分子栄養医学は奥が深く、まだまだ学ぶことは多いけど、トータルで良い診療ができるよう、使いこなしていきたいです
栄養解析はこちらでしています
ヒルズクリニック表参道(水曜担当)
お気軽にご相談ください
今日もお読み頂きありがとうございました!
松宮
アンチエイジング・形成美容外科医の松宮敏恵です
学びの秋
ということで、最近隙あらばセミナーに参加しています
今日は宮澤賢史先生の分子栄養医学講座
"精神疾患のサプリの使い分け方"
でした。
人の思考、行動、感情は全て神経伝達物質が脳細胞から脳細胞に伝えられて起こります
ドーパミン、セロトニン、アドレナリン、GABAなどなど。。
受刑者の脳の生化学分析では、
銅の過剰
ビタミンB6や亜鉛不足
メチレーション回路の異常
など、ある一定の傾向が見られることがわかっています
ところで、聞き慣れないけどメチレーション回路って
暗号にしか見えないけど、左の図です
神経伝達物質が生成されるにあたり、エネルギー供給やデトックス機能も同時に反映します体内でメチレーション回路が適切にぐるぐる回ってることが脳の生化学に大事(複雑すぎて一言で言い表せませんが)
では、どうやって診ていくのかというと、
神経伝達物質のアンバランスがあるか?
メチレーション回路はちゃんと回ってるか?
酸化ストレスの度合は?
炎症があるか?
腸の状態はどうなってる?
副腎機能は大丈夫?
などなど、各々に検査項目があり、評価していきます。精神疾患に関わらず腸内環境や酸化ストレスの評価は必須ですが
葉酸や亜鉛などサプリの使い方なども詳しく勉強しましたサプリの使い方を学べば学ぶほど、検査をせずに"これいいですよ🎵"と、適当なサプリを出すことに恐怖を感じます
薬もサプリも、ある人にはとても良くても
別の人には害になり得ますもんね
サプリを飲むときは本当に必要かの検査をするのがおすすめです
私は精神科の患者さんと接することは殆どなく、メチレーション回路は複雑すぎて苦手意識があったのですが
"性格と血液でメチレーション状態の予測ができる"
というのは周りの人に試せそうで面白い
と思いました
皆さんはどちらかといえば、右と左どちらにあてはまりますか
ちなみに、私は右かな~と思い、自分の血液データで白血球の解析をしてみたら・・・
予想通り、かなりのメチレーション過剰状態でした
午後の症例検討会
10人グループを作り、それぞれデータを持ち寄り栄養解析をします
今回は、自分のデータを持って行きました栄養状態について他の先生のご意見を色々聞くことができました。自分の分析に加えて、寝起きの悪い理由や、追加で必要な検査がわかり、勉強も体調管理もできて一石二鳥わーい
宮澤賢史先生の分子栄養医学講座は、なるべく薬に頼らずサプリも最小限でからだの機能を上げていく栄養療法なので、受講者にも患者さんにも良心的と思います
サプリを売りつけたりしません(笑)
講座もコメディカルの方々や、一般の栄養療法に興味のある方々の参加もあり、新鮮でした
夜はテロメア研究会の参加メンバーとお食事会
色んな科の先生が各々の専門分野で栄養療法を役に立てていて、"へぇ~!そんな使い方するんだ"とびっくりするようなお話を沢山聞けて有意義でした
美容、形成外科の分野でも栄養療法は大活躍しそうです
分子栄養医学は奥が深く、まだまだ学ぶことは多いけど、トータルで良い診療ができるよう、使いこなしていきたいです
栄養解析はこちらでしています
ヒルズクリニック表参道(水曜担当)
お気軽にご相談ください
今日もお読み頂きありがとうございました!
松宮