91.通院再開 | Toshieのブログ②

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境界悪性卵巣腫瘍の手術と経過観察、子宮筋腫の経過観察と治療について。

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子宮筋腫の手術と経過観察について。

2024.1 〜
子宮内膜症と貧血治療などについて。

心と身体と傷痕について綴ってます。

2023.11.28

5年半振りに通院再開しました。

通院を再開する事になったきっかけはとても不思議な経緯で、コロナが第五類に移行し治療費が実費になり世の中が『コロナ終息』と浮かれ始めた頃にまさかの感染。

徐々にマスクをしない人が増え始めても、それまでと変わらない感染対策をしていたので感染経路が全く分からず困惑するばかり。

経験者の話し通り、高熱、咳、喉の痛みなど一通りの地獄の症状を耐え抜いてようやく仕事に復帰したものの…
薬を飲んでいるのに1ヶ月近く激しい咳が止まらない日が続き、ついには咳をする度に肋骨に激痛が走る始末。

あまりの痛さに近所の整形外科でレントゲンを撮って貰ったけど骨折などの異常は無しと言われ、痛み止めとロキソニンテープと肋骨用のサポーターを貰って一旦帰宅。
午後からは飲んでいた咳止めの薬を別の物へ変えて貰おうと近所のかかりつけの耳鼻科へ行くとマイコプラズマ肺炎を疑われ、肺炎の検査のために採血をしたところ

『今すぐ大きな病院で診察して貰ってくれ』

『今あなたが椅子からスッと立ち上がってここまで普通に歩いて来た事が信じられない』

『病院まで運転もしないで欲しいし極力歩かないで欲しい、もし無理なら救急車を呼ぶから救急車で病院まで行ってくれ』

と、医師が深刻な表情と声で話すので、私の身体から何かとんでもない菌でも出たのか?!と考えている間に具体的な説明も無く

『とにかくすぐに行け!』

と、紹介状を渡され、訳が分からないまま市立病院の救急外来へ。(←自分で運転して一人で行ったけどね)


市立病院の救急外来の受付で状況が分からず来た事を話すと『事前の電話連絡と紹介状があるので大丈夫』だと言われ待合室へ。

そして程なく看護師さんから状況の聞き取りと血圧などの測定をされ、その後、診察室へ呼ばれた。

紹介状の内容は、やはり私のヘモグロビンの数値が異常に低く、近所の耳鼻科の検査機器は市立病院の機器ほど精密では無いため、機器の異常なのか市立病院でも同じ数値が出るのかを検査して欲しいという内容だったそう。

8月の健康診断でも
『貧血だと事前に聞いていたけどヘモグロビンが5.6なんて低すぎる!すぐに血液内科に行ってください!』
と言われていた事や、昔から常にヘモグロビンの数値はかなり低い事を話した。

そこで改めて採血と肺のCT撮影をすると肺炎や肋骨の骨折は無いと言われ、ひとまず安心した。
痛みの原因は咳のしすぎで肺周辺の筋肉が筋肉痛みたいな状態になっていたらしい。

止まらない咳に関しては大量の薬が処方された。


↑1回分



貧血に関しては持病が原因の可能性が高いとの事で、同じ市立病院の婦人科への通院歴を話すと直ちに耳鼻科から婦人科へ紹介状が出された。
最後の診察から年数が経っているので一度現状を確認したうえで治療方針を決める運びとなった。


近所の耳鼻科から市立病院の耳鼻科への紹介状なのに、実際は「ヘモグロビンの数値がおかしい」の方がメインで「コロナ感染後、咳が止まらない」はオマケみたいな状態で市立病院へ行ったので採血だけしてサクっと他科の予約を取られて帰らされる塩対応だと覚悟していた。

でも、救急外来で対応してくれた市立病院の耳鼻科の先生は患者の私の方が『まだ聞くの?』と戸惑うほど私の体調を気遣いながら丁寧に時間をかけて問診してくれて、薬の事や今後の治療についてなど丁寧に時間をかけて説明してくれて、一つずつ私の不安を取り除いていってくれたのでとても安心した。


初対面なのに好感度も信頼度もマックス!


採血してくれた看護師さんや検査室まで付き添ってくれた看護師さんも丁寧でとても優しかった。
病院でよく『検査室まで車椅子で行きましょう』と言われる事が不思議だったけど、医者が慌てるほど自分の血液がヤバイ状態だったんだとやっと理解した。


再診が面倒な市立病院の扉を近所の耳鼻科の先生が「紹介状」という通行手形で開いてくれて、市立病院の耳鼻科の先生が同じく「紹介状」という通行手形で婦人科の扉を開いてくれた。


コロナに感染した事がきっかけで婦人科の通院が再開するなんて、何がどう繋がるか何が起こるか分からないモノですね。