昨夜、3/19(火)の、地元駅、繁華街は、それなりの人出で、賑わっていました。

そろそろ、終電も近づいて来た頃、タクシー乗り場には、タクシーも無くなり、タクシー待ちの人が、列をなしてました。

大半の人は、お酒を飲んでいるのでしょう。

そんな先頭には、男性がいて、到着と同時に、乗ってきました。

ちょっと疲れている感じですが、意識もハッキリしていて、行き先も、ルートも、目標も、しっかり伝えてきたので、仕事はしやすく、このエリアでは、遠い方で、有り難いお客さんでした。

世間話しをはじめると、的確な返答があるので、、

『あのぉ、お客さまは、お仕事明けですか?
お酒の感じもないし、言葉もハッキリしているので、、』


『あ、はい!
さっきまで仕事してましたよ!
僕は、中学の教員で、色々な仕事があって、こんな時間まで、仕事だったんです。
定額賃金、無制限労働ですね(⁠^⁠_⁠^⁠メ⁠)』

と、苦笑いしながら、辛そうでした。

『え"ッ!!
それは、超ブラックじゃないですかぁ!!
ニュースでも、問題視されていて、医療の分野でも、インターンの、ブラック勤務など、過労死ラインを超えているといわれていますよね?』


『おっしゃる通りですね!
ただ、僕らたけじゃなく、色々な分野でも、問題になっているけど、みんなそんな環境で、仕事してるんですよね?
僕たちは、父兄の苦情もあり、時には訴訟に発展したりするし、時間外労働は、その人の能力の差もあり、手当は付かないんです・・・。
せめて、労働の対価として、賃金には反映させて欲しいものですけどね?』

と、厳しい現実を語っていました。

それでも、リラックスしていて、厳しい現実を、言葉に出来るだけでも、ストレスを軽減している様でした。

そして、目標のコンビニが見えてきたので、声がけをすると、、


『あッ、もう到着なんですねぇ!
いや、全く安心しきって、リラックスでましたよ!
ありがとうございました。また、乗せてくださいねぇ!!』

と言って、丁寧に挨拶をして、降りて行きました。

地元、繁華街では、飲食をして、浮かれて騒いでいる人で、溢れていると言うのに、公職の教員さんは、時間外労働で、クタクタになるまで、仕事をしている人もいる。

そんな、コントラストに、なんともやり切れない思いで、胸がいっぱいになってしまいました。