山武杉の空間 | 病院・介護施設の改修・増改築の得意な設計事務所ブログ

山武杉の空間

建設中のある建物で、内装に木材の使用を検討しているものがあります。

木材は出来るだけ国産の、それもその地域で産出される木材を使いたいものです。

千葉県には山武杉という銘木があり、実際にそれを用いた建物を見学に行きました。


病院・介護施設の改修・増改築の得意な設計事務所ブログ-資料館

一つ目は山武市歴史民俗資料館です。(写真参照:ホール吹き抜け部)建物自体はとても古い鉄筋コンクリート造なのですが、吹き抜けのあるホールと展示室、展示ケースを山武杉で製作しています。

木の色合いと肌さわりがとても心地よく、とても良い空間でした。


ホールの木材はやはり選び抜いた材を使用したとのことで、節の無いキレイな山武杉が市松に構成されています。一方で、節のある杉材も収蔵庫など見えない場所に使用しています。上質な木材だけを仕入れると多大な費用がかかるのです。多少見てくれが悪い木材も含めて仕入れ、それらを適材適所に使い分けるのが肝なのです。


病院・介護施設の改修・増改築の得意な設計事務所ブログ-中学校


もう一箇所は成東東中学校です。(写真は昇降口)こちらも山武杉を多用し、地場産業をアピールしようという目的で整備されました。

とても温かみのある教室です。僕らが小さい頃の学校は殺風景で無機的でしたが、今の学校は心地よさと透明性にあふれていて、正直羨ましい思いでした。


おかげさまでとても参考になりました。資料館の方、学校・教育委員の方、ありがとうございました。

都志デザイン 本田忠敬

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