建築家白井晟一展 | 病院・介護施設の改修・増改築の得意な設計事務所ブログ

建築家白井晟一展


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本田です。建築家白井晟一展を見てきました。

http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/exhibition/11/110108/index.html


胎内回帰とも言うべき内省的な空間の数々が素晴らしいです。そして独特なボリュームによる静謐感は、石造りの静けさもさることながら、やはり建物のフォルムが持つ墓標性にあるのだろうと思いました。環境化する昨今の建築とは正反対のベクトルを向いています。


それにしても手描き図面の数々が本当に素晴らしかった。手描きでここまで描き込めるのか、ここまで細い線が描けるのか、立体に浮き出るように見えてきます!

しかし白井晟一事務所だけが凄いのでは無いようです。当時の図面描きはこれくらいの技術を普通に持ち合わせてる人ばかりだったのだと思います。


手描きの凄さは人間の生々しさが直接刻まれているところにあります。

デジタルとアナログの表現は一概に比較できないけど、こと図面表現についてはCAD図に感心したことはあっても感動したことはありません。

もっとも図面というものは建物を創る上での単なる道具に過ぎないといえばそれまでなのですが。