2017年9月23日、「惑星X」が地球に衝突して人類は滅亡する──
 
 
そんな噂話が広まってしまったために、NASAが火消しをする事態が発生した
「地球滅亡説」の科学的根拠はまったくないという
 
聖書研究家で天体観測家のデイヴィッド・ミード氏は9月23日から世界は終末に突入するとし、程なくして太陽系の謎の惑星・ニビルが地球に急接近、最悪の場合には地球に衝突して文明の滅亡に拍車がかかるというシナリオを提示している
終末(アポカリプス)が差し迫っているのだという
 
2017年3月18日、アメリカの深夜ラジオ番組「Late Night in the Midlands」に出演したミード氏は、ニビルが地球をかすめて通過した際に、重力の影響で大地震や火山の噴火に加えて、劇的な海面上昇が起こりその直後に大規模な津波が発生すると語っている
では9月23日の後、いつそのような事態になるのか?
「10月の第1週までに私は戦略的に引越しをする予定です」とミード氏は番組で語った
 
「その時点で、おそらくアメリカ人の半数は津波とイエローストーンの火山噴火、空から降り注ぐ燃えさかる隕石による大規模火災を体験するでしょう。それは今までのアメリカではありません。これらがすべて起こるとすれば、のん気にアメリカにいる場合ではありません」(デイヴィッド・ミード氏)
 
 
驚くべきはミード氏以外にも同時期にこの世の“終末”が訪れると主張している人々が多く、その中にはれっきとしたクリスチャンもいて、プロテスタント福音派のロバート・ブレイカー氏は、昨年の12月の時点で2017年9月23日が聖書的にも重要な意味を持つ日であることを解説している
 
キリスト教福音派の書物の出版を手がけるゲイリー・レイ氏もまた9月23日が“終末”のはじまりであり、キリストの再臨につながるものであることを主張している
そしてこの9月23日が、7年間続く“艱難辛苦かんなんしんく”のはじまりであるといい、地球規模の苦難である“終末の時代”が2024年まで続き、そして2024年に“最後の審判”が下されるのだ
レイ氏によれば、9月23日の星の並びは旧約聖書の『ヨハネの黙示録』12章の1~2節に一致しているということだ
 
『ヨハネの黙示録』12章はキリストの再臨を描写しているといわれる
 
聖書の「黙示録」の第12章には、
1節:また、大いなるしるしが天に現れた。ひとりの女が太陽を身にまとい、足の下に月を踏み、その頭に十二の星の冠をかぶっていた。
2節:この女は子を宿しており、産みの苦しみと悩みとのために、泣き叫んでいた。
と書かれている
 
 
1節の“ひとりの女”は乙女座であり、9月23日には乙女座に太陽と月、そして“救世主”を表す木星が含まれているという
この現象は12年周期で起こる出来事で、しかもほかの惑星(火星、金星、水星)の配列が「ユダ族の獅子(the Lion of the tribe Judah)」を表しており、これは“前例のないイベント”が起こることを予言するものになっているということだ
前例のないイベントとは何なのか?
 
 
また、旧約聖書「イザヤ書」第13章では、ある予言が述べている
──見よ、主の日が来る。残忍な、怒りと憤りの日が。大地を荒廃させ、そこから罪人を絶つために。天のもろもろの星とその星座は光を放たず、太陽は昇っても闇に閉ざされ、月も光を輝かさない
 
 
ミードの予言を完成させるにあたって、「ニビル」を欠くことはできない
 
 
そう、伝説的な「惑星X」だ
人類を滅亡させるといわれる惑星Xは、地球に衝突し、衝撃は地震と津波を引き起こし、あらゆる生命体を消滅させるだろう
 
 
これはミードが書いた『惑星X-2017年到来』の一節だ
もしくは、ウェブサイト「Planet X News」でも掲載されている
 
 
だが「9月23日地球滅亡説」がネット上で広まってしまったため、ついに米航空宇宙局(NASA)も火消しのために介入するハメに
 
惑星ニビルの存在が、どれほど蓋然性の乏しい仮説であるかを説明しなければならなくなった
たとえ地球と衝突する可能性のある天体が存在するとして、巨大でそれほど近くにありながら、あらゆる宇宙観測システムを免れていることはありえない、と
 
指摘しておくと、ミードは有名な天文学者でも、国際政治学の専門家でもなく、
経済学と天文学、そして統計学を経たのち、法医学の分野で働き、本を出版している
科学者としてはまったくいい評判を得ていないが、彼の本はたくさん売れている
 
 
数々の陰謀論はあれど、それを実証するものはなにもない
いわゆる、都市伝説だ
しかし、中には明らかに偽の情報を流し、真実をぼやかしわからなくするために流されている陰謀論も存在する
今回の惑星ニビル事件
こんな与太話ほっとけばイイものを本格的な火消しに乗り出したNASA
実はこの裏に重大な真実が隠されているのかもしれない
そう、我々が現在知り得ることができる情報は、本当に知らなければならない真実の僅か数%にしかすぎないのだから…
 
 
信じるか信じないかはあなた次第です‼☝
 
 
 
【参考文献】
Radio Network 「Late Night in the Midlands」
Planet X News Archive 「David Meade」
TOCANA 最終警告、何度でも言う、9月23日に人類滅亡が始まる
産経新聞 SANKEI DIGITAL
サイト・WIRED
 
 
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