本日は『河童忌』
1927年7月24日、小説家の芥川龍之介が多量の睡眠薬を飲んで自殺した
代表作の『河童』から、「河童忌」と名附けられている
 
 
 
芥川龍之介───
本名・芥川龍之介
その作品の多くは短編であり、また、「芋粥」「藪の中」「地獄変」など、『今昔物語集』『宇治拾遺物語』といった古典から題材をとったものが多く、「蜘蛛の糸」「杜子春」といった児童向けの作品も書いている
 
 
1927年(昭和2年)7月24日、雨の降りしきる中、田端の自室で芥川龍之介は服毒自殺を行い、社会に衝撃を与えた
自殺の直前には、身辺の者に自殺を仄めかす言動を多く残しており、実際には早期に発見されることを望んだ狂言自殺で、たまたま発見が遅れたために死亡したとする説もある
遺書には、自殺の手段や場所について具体的に書かれ、「僕はこの二年ばかりの間は死ぬことばかり考へつづけた。
(中略)
僕は内心自殺することに定め、あらゆる機会を利用してこの薬品(バルビツール酸系ヴェロナール (Veronal)及びジェノアル)を手に入れようとした。」
とあることから、記述を信頼すれば計画的に自殺を企てていた節も窺える
 
 
 
そんな芥川は、生前ドッペルゲンガーを見たということだ
 
 
ドッペルゲンガー───
(独: Doppelgänger)自分自身の姿を自分で見る幻覚の一種で、「自己像幻視」とも呼ばれる現象である 
ダブル、影法師などの名称で呼ばれ、肉体から霊魂が分離・有形化したものとされ、この二重身の出現は、その人物の「死の前兆」とされている
 
 
芥川は、未発表で未完の小説を書いていた
タイトルは、 
 
『人を殺したかしら』 
 
青年が人を殺す夢を見る
だが、その事件は翌朝になると実際に起こっていて、夢で殺した被害者と、実際の殺人事件の被害者は酷似しており、事件は、全て自分の近辺で起こっている
 
青年は「もしかしたら、本当に自分が殺しているのかも」と、悩み苦しむようになり、そしてそれは「もう1人の自分がいるのかも・・」という悩みへ変わっていく
 
 
 
芥川の死の前日の夜、連載していた小説の原稿を取りに、編集者が芥川家を訪れた 
編集者は、芥川の後ろに座って待っていたが、机の上に置いてある書きかけの小説『人を殺したかしら』を見つけた
 
編集者が原稿に手を伸ばそうとした時、 
「それに触るな!!それは失敗作だ!!」
と芥川は突然叫びながらその原稿を取り上げ、赤ペンで自分の名前をグチャグチャに塗りつぶし、本文に大きなX印を書き、原稿をビリビリに破いて廊下に捨ててしまったという
芥川のあまりの気迫に驚いた編集者は、その日は帰る事にした
 
翌日の朝、再び編集者が芥川家を訪ねると、多量の睡眠薬を飲み布団の上で死んでいる芥川がいた
そして、芥川が狂ったように赤ペンで塗りつぶし、破り捨てたはずの『人を殺したかしら』の原稿が、なぜか完全な形で机上にキチンと置かれてあったという
 
そばには、ただ一言『ただぼんやりとした不安』と書かれた原稿用紙があり、後日鑑定した結果、あきらかに本人ではない血液がついていたと言われている
 
 
 
信じるか信じないかはあなた次第です‼☝ 
 
 
 
#都市伝説 #和歌山市 #バー #フリーメイソン #アニメ #オカルト #呪い #迷信 #おまじない #占い #河童忌 #芥川龍之介 #自殺 #ドッペルゲンガー #メガ盛り #激辛