まぁ、今日のブログのテーマが『ヤバイ』と『コスプレデー』ってことですが( *´艸)
さて、先日2月27日の西日本新聞朝刊に掲載されたコラムによると、「息子が通う中学校の先生が『やばい』という言葉の“使用禁止令”を出したそうだ」と掲載されていた
このコラムの筆者は、「『やばい』という言葉をなるべく使わずに表現してみなさい」という意味合いなのだろうと、「やばい禁止令」を出した教師の意図を推察している
Twitterでは、
「使用禁止令の是非はまぁ置いておくとしても、確かに『やばい』が万能すぎて、これに慣れちゃうと他のことばが思いつかなくなっちゃうなって思う」
「まぁ、どこのコミュでも使われてるよね、この言葉。多用すると中身はどうであれ、稚拙な会話になり下がるからあまり使わないように気をつけてるつもり」
と、「やばい」という言葉が便利であるがゆえの弊害を指摘する声も多い
中には
「ヤバTがただのTシャツ屋さんになっちゃう」
「これヤバTは危険なTシャツ屋さんとか不都合なTシャツ屋さんて言うしかないじゃんw」
と、ロックバンド「ヤバイTシャツ屋さん」への心配の声もあり、「やばい禁止令」をネタにして楽しんでいる人も少なくないようだ
「やばい」は、形容動詞「やば」が形容詞化した語で、本来は「危険だ」「悪い」「ひどい」などのネガティブな意味だが、最近では「かっこいい」「すごい」という意味でも使われていて、
2007年の『【映画】バブルへGO!!タイムマシンはドラム式』でも、広末涼子が過去で新発売のティラミスを食べて「これヤバイ~」って言ったら阿部寛が「ヤバイ?味がおかしいのか?」「違うよ、ヤバイくらい美味しいんだよ」とかの台詞もあったぐらいだ
便利すぎるということはわかっていても、使わずにはいられないのが「やばい」という言葉
禁止令を出されても、そう簡単に消えてしまうものではなさそうだが、確かに最近は老若男女問わず、語彙力の低下が著しい
先日も敬語の謙譲語・尊敬語・丁寧語の違いが分からないと言っている会話を聞いて、わたしも「それぐらいの敬語は使い分けられないとヤバいだろ?」と言っていたことを思い出した(笑)
言葉とは面白いもので、時代とともに変わってくる傾向がある
そのことは、日本語辞書でもお馴染みの日本語言語学者の金田一春彦も生前言ってたが、「日本語は海外の言葉よりも遥かに難しく変化(ゆらぎ)が大きい
言葉はもとより、意味自体も変わってきている傾向にある」と
最近、よく言われるのが日ユ同祖論
もともとユダヤ人が日本に渡ってきて、日本に文化を伝えたんじゃないかという論で、ユダヤに伝わるヘブライ語と日本語も似ているということ
幾つか例に挙げよう
日本語 ヘブライ語
凍る コオル(寒い)
駄弁る ダベル(話す)
帝 ミガドル(高貴な人)
侍 シャムライ(守るもの)
測る ハカル(測る)
住む スム(住む)
童 ワラッベン(子供)
有り難う アリ・ガド(私にとって幸福)
一部ではあるが、中には完全に同音同義語までも存在する
ユダヤ人言語学者ヨセフ・アイデルバーグは
「世界には日本語のようにヘブライ語起源の言葉を多数持つところはない
一般に日本語はどの言語にも関連がないため“孤語言語”とされているが、ヘブライ語と類似した単語が3000語を超えて存在している」
と発表している
だから、日本語には同じ意味なのに字が漢字が違うなど、様々な言葉があるのだ
最後に日本国家『君が代』
君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
巌となりて
苔のむすまで
クムガヨワ(立ち上がれ)
テヨニ(シオンの民) ヤ・チヨニ(神に選ばれし者)
サッ・サリード(喜べ・人類を救う民として)
イワ・オト・ナリァタ(神の予言が成就する)
コ(ル)カノ・ムーシュ・マッテ(全地で語り鳴り響け)
ヘブライ語で意味が成り立ってしまうのだ‼
信じるか信じないかはあなた次第です‼☝☝