12月、1月に読んだ本です。次回の部活で返却する本(★印)は持って行きます。
その他の本は読みたいと思ったらLINEでリクエストください。予約も可能です!

 

城の崎にて、注釈・城の崎にて 志賀直哉

“小説の神様” と呼ばれる作家志賀直哉が、1907 年、城崎逗留の記憶を記した短編「城の崎にて」。1903 年、東京で山手線にはねられ怪我をした志賀直哉が、治療のため訪れた城崎で小さな生きものの命に見た自然感を記した物語です。


 

城崎へかえる 湊かなえ

2016年山本周五郎賞受賞の作家、湊かなえの書きおろし。
城崎へ行くのではなく、城崎へ“帰る”という女性が、ひとり喪失感を抱えて城崎を訪れる。その喪失感を埋めてくれたのは、かつて城崎を訪れた母との思い出と温泉、そして蟹でした。

NPO法人「本と温泉」は、2013年の志賀直哉来湯100年を機に、次なる100年の温泉地文学を送り出すべく、城崎温泉旅館経営研究会が立ち上げた出版レーベルなのだそうです。

しかも城崎温泉に来ないと本が買えないというのも面白い。ちょうど良いお土産になりました。

志賀直哉の『城崎にて』は、本のタイトルは知っていたけど読んだことなかった一冊。短編なので帰りの電車の中でサラッと読めました。湊かなえの『城崎へかえる』も書き下ろしの短編。これまたサラッと読めてしまう。

帰り間際に立ち寄った珈琲店で本を見かけて購入したけど、できれば城崎に着く前に読んでから街を歩く方が楽しかったかなぁ。

 

しない。群ようこ

長らく便利に使って来た通販。ところが、ある時からトラブルが頻繁に起こるようになり・・・。一度も持ったことがない携帯電話や、悩みだらけの化粧。昔から熱意が持てなかった結婚に、捨てすぎることで起こった想定外のトラブル。著者ならではの”しないこと”をひもといて見えて来た、ラクで快適な毎日を送るためのヒントとは。

 

しないことって何かあるかなぁ・・・

化粧もしないし、白髪も最近染めなくなったし、物を増やさないとか。しないことで今のところ困ったことがないのは幸いなのか。あとはできるだけいろんなことを無理「しない」で過ごしたい。