街道の道標 大峰山編⑶ | としのブログ

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偶然見つけた道標二箇所


私は街道などを探しに行く時は、事前によく調べてから行きますが、次の二箇所は別の目的で行っている時に見つかる事もあります、そんな偶然見つけた道標を紹介します




家康の遺構を探しに交野で見つけた灯籠


家康の伊賀越えで、交野の星田から枚方そして田辺へ抜けたと予想されて、星田から山根街道を北上していた時に、偶然見つけた灯籠に「大峯山」の文字を発見しました。





石灯籠が二つとポストの組み合わせです


この灯籠は「山灯籠」と呼ばれる灯籠で、自然な石で少ない加工で作られています。

基礎の部分に「大峯山」の文字があります、なんだか嬉しくなり、家康の探索をやめて帰宅しましたびっくりグラサン 天気が悪くなったからですが


また、家康の遺構も再開します




四十箇街道に寂れた道標を発見




国道163号沿いにある某トンカツ屋に向かっている時に見つけた道標です


大峯山上 三十三度とありますね、この場所は現在はイオン四條畷の近所で歴史街道のイメージは皆無ですが、大正末期の地図では真っ直ぐ南下する四十箇街道と南を東西に抜ける守口街道、そして東側に南北に河内街道があり、それぞれを昔からの道で結んでいるのでしょう


Aの場所は以前河内街道で紹介した街並みです、ところで守口街道は、四條畷に入ると清滝街道と言う名になります


Aの街並み、いかにもの歴史道です


この面は「大坂」とあるのでしょうか、草でわかりません




弘化四年とありますね、いまから177年前の江戸時代末期ですね、光明とあります、建てられた方の名前でしょうか、そしてもう一面には「右 八幡宮」とあります、この辺りの八幡宮は国守神社ですね、しかしこの道標の存在に気がつく人は少ないですね


そんな道標と石灯籠でした