究極のフレンチを博多で頂く | トシ・カプチーノ。 オフィシャルブログ Powered by Ameba

究極のフレンチを博多で頂く

スシ、エダマメ、ラーメン、カレー・・・

日本発の食文化は太平洋を超えて、

今日もニューヨーカーの胃袋を

直撃しております。

 

 

例えばスシはやがて

現地で変容を遂げ、

カリフォルニアロールだの、

ドラゴンロールなんてのが

惣菜屋さんで当たり前のように

売られてますしね。

 

 

さて、私、日本食について

感じたことがあるんです。

 

 

つい最近まで日本で食べる日本食が

一番美味しいと思っていたのです。

でも、それは間違いだと気付きました。

 

総合的に見て、日本食の種類によっては

ニューヨークはすでに日本で食べる

日本食を凌駕していますね。

 

それは食材の物流が

世界的に広がり

日本もニューヨークも

さほど差がなくなりつつ

あることも一つ。

 

が、一番大きいのは、

料理人の意識の問題だと思うのです。

日本の職人さんはいい食材を

使えるのは当たり前で

そこにあぐらを

かいているんじゃないかと・・

 

それが前提にあるから、

創意工夫が足りない。

器のチョイスや盛り付けの

プレゼンテーションも

よくないですよね。

 

それにくらべてニューヨークのシェフは、

世界の味が集うニューヨークで

激しい競争の中で

勝ち残ろうと必死です!

だから、素材の素晴らしさから

先の努力がすごい気がするのです。

 

文化習慣の違いはあると思うのですが、

ニューヨークの食、

エンターテイメント、

芸術が

世界のトップクラスで

あり続けているのは

常に競争意識を持ち続け

自分と戦っているところだと。

 

 

毎度のことですが、

前置きが長くなりました。

私、今回の帰国で、

目からウロコがハラハラ剥がれ落ちて

思わず、膝頭を平手でペーンと打って、

唸っちゃうような

お食事と出会っちゃたんです!

 

日本の福岡でですよ。

正直、東京や大阪と比べると

福岡は5番手6番手ですよ・・・

そこに、こんなに素晴らしい

お料理を食べさせる

レストランがあるんだと・・・・・

 

 

びっくりしたもう 

by 南伸介(わかんねぇだろうなぁ〜)

 

レストランSola

 

 

私のショーを応援していただいている

北九州在住の熟女にご紹介いただいたことが

ご縁なんですが・・・・

 

 

まず、レストランのロケーション

最悪!

福岡の港近くの築港という場所。

 

今から50年くらい前は

福岡の東京タワー、博多パラダイスがあり

観光名所のひとつではあったのですがね。



 

余談ですが、今、その博多パラダイスの名前が

ポートタワーに変わっているじゃあーりませんか!

これは非常に残念!

名前変えるで活性化はできませんから!

 

現実、今、福岡市民でその場所に遊びに行こうと

考える人はほぼいないと思います。

そんなへんぴな場所。

 

 

当日、そのレストランに

タクシーで向かったのですが、

運転手さんは、

「この辺のはずなんですが、、、」

とうらびれた、人っ子1人

歩いていないような

ところで降ろされたのです。

あたりは、空き店舗の嵐

店が空いていたとしてもガラガラ

はっきりいって迷いました!

歩くこと10分以上。

ようやくレストランに

たどり着いたのです。

 

 

 

 

 

 

いや〜、これは誰もが迷うわ。

しか〜し、レストランに入った瞬間

その悪い印象は一転!

いきなり、宮崎市内から

港区西麻布に

タイプスリップした感じ・・・

わかるかな?この感覚。

 

 

店内にはすでに多くのお客様が。

またその客層がいい。

上から下までブランドで固めた

ファッションをした熟女のグループ。

そしておそらく自分で事業を立ち上げ

大成功したような

若手グループ(30代〜?)

生かした男女のカップルなど。

外と内が別世界!

 

さらに、お店の広さ。

高い天井に、広々としたスペース

ゆったりお席が並べられ、

えっ、ここってコロナ仕様ですか?って感じ。

 

オーナーシェフ曰く、

「天神や博多駅だとレントが高く狭い。

しかしここは場所が悪くても

広いスペースが安く借りれるから!」

だと。

 

それなのにそのだだっ広いスペースに

客を30〜40名しか入れないのだと!

どんだけ贅沢な使い方なんだ!

 

 

 

 

肝心のお料理だが、おまかせコースメニューのみ

料金は1人1万円

 

私、安いと思うよ!

 

 

 

前菜からたまげました!

美しすぎる!

手がかかっている!

食べたら、女のため息 by 森進一

出来る限り写真を撮ったので

とくとご覧あれ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、サーバーの進め方もお上手なの。

このお料理には・・・キャビアが合います。

本日追加料金1500円になりますが

いかがですか?

そりゃ、追加するわ!

 

 

飲みのものもグラスで

1300円から1800円とお手頃。

そこまでワイン詳しくない、

セレクションも素晴らしい。

美味しい料理に美味しいお酒は

外せない!

 

 

 

 

 

 

デザートは確か3種類だったかな?

画像は2枚しかないわ。

 

 

 

 

 

このお店をニューヨークに出店したら

めちゃめちゃ流行るでしょうね・・・

ニューヨークの名店に勝るとも劣らない

素晴らしさだもの!

 

今回の帰国中の最高のレストランでした!

店舗、サービス、お料理すべて満点。

また控えめなシェフ、吉武さんが素敵な方で

もちろん、おばちゃんは一緒に写真を撮って

もらいました。

 

 

 

ここで吉武さん情報

 

吉武広樹シェフ(40歳)

 

1980年8月、佐賀県生まれ。

「料理の鉄人」坂井宏行シェフに魅せられ料理人を目指す。

【ラ・ロシェル】にて3年間、【ル・ピラート】にて3年間、

フレンチの基礎を学び、26歳のときに

1年間で世界40か国近くを巡る放浪の旅へ。

帰国後、渡仏し【アストランス】にて半年間修業し、

2009年9月、シンガポールのデンプシーヒルに

【HIROKI88@Infusion】を開店。

2010年1月、シンガポールレストラン協会が

開催するコンテストにて、部門最優秀賞

「Best New Concept Award 2010」を獲得。 

2011年3月、パリの中心部5区に

44席のレストラン【Sola】を開店。

 2012年3月、開店からわずか1年3ヶ月で

「ミシュランガイド フランス2012」で

一ツ星を獲得。

 

芸術的なお料理に感動し、

彼に行き方にも共感!

私はまだまだ努力が足りないと痛感しました。

吉武さんとのご縁のおかげで

年明けのオンラインショーも

お客様に喜ばれる素敵なものになりそうです。

 

次回帰国時

 

絶対リピートします!

 

日本とニューヨークの皆様、

福岡に行く機会があったら

ぜひ、行かれてください。

私、絶対に感謝されると思うわ!

 

予約要!(結構難しいみたいよ)

 

お節なんてやってらっしゃるなら

絶対買いたい。

たまに仕出しも

やってらっしゃるみたいで

知り合いから画像を

頂戴しましたのでここでシェア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはスタンディング

オーベーションものですな‼️

 

吉武シェフ、ご馳走様でした‼️

完全にやられました❤️

 

日本旅行記🇯🇵明日が最後⁉️

最後のトピックは母の愛情弁当🍱

 

お楽しみに❤️