NYの弁護士 | トシ・カプチーノ。 オフィシャルブログ Powered by Ameba

NYの弁護士

日本ではあまり縁のない弁護士(ロイヤー)。
米ニューヨークでは、一般人が当たり前のように世話になる。
その代表が移民弁護士。
私も2度世話になった。

最初に世話になったのは、日本人を相手に商売をしているA事務所
H1(労働ビザ)を取る際に、ある日本人の紹介してもらった。
場所は、ミッドタウンの一等地。
オフィスもスゴくシャレていたのを覚えている。
また、当時、NYに来たばかり、
日本語ができる弁護士は非常に助かった。
けれど、弁護士料が高額だった。
私の場合、97年、H1を取るにあたり、総額6,000ドル支払った。
日本語ができる弁護士、または日本語ができるアシスタントがいる
弁護士事務所は、他に比べ高い。
かといって、確実に取れる保証もないでご注意を!

二度目は、グリーンカード(永住権)取得の際、
台湾人の芸術家からの口コミでT弁護士事務所に辿り着く。
場所は、ミッドタウンから、ちと外れたイーストサイド
オフィスは小さく、お世辞にも綺麗とはいえない。
が、弁護士は、非常に温和な初老のアメリカ人で弁護士料も格安。
正直、ちょっとみかけは頼りなかったが、いつも親身に接してくれ、
いろいろな可能性を探ってくれた。
そのプロセスを書くと、一日潰れてしまうので、
それはまたの機会にするとして、
私の場合、会社のスポンサーでも、抽選でも、
結婚でもなく、自力で芸術家グリーンカードを取得。
(エクストローディナリー、アビリティ・グリーンカードってやつ)
推薦状のレター20枚を集めるのに1年かかったが、
申請後、2週間でグリーンカードを取得したメラメラ
ちなみに、T弁護士に支払ったフィーは、
1999年当時で、たった2,500ドル
ビックリマーク
余談だが、私の仕事関係で申請する芸術家短期ビザのすべてを
T氏にお願いしているが、失敗例なし。

最近、またある弁護士に仕事を依頼した。
以前に、アパートのオーナーとの契約問題で
世話になった弁護士からの紹介だったので
安心して、弁護をお願いしたのだが、
とにかく高いガーン
一時間:500ドル
コンサルテーションも、携帯電話のテキストのコピー時間も、
弁護士との電話での会話時間も、すべて時間として請求される。
ただでさえ、第二外国語の私と弁護士が、難しい話を英語で
するわけ、時間は普通の2倍かかるのだ。
一筋縄では、いかない。

NYの弁護士はピンキリ。
危機感を煽って、自分をフィーを
稼ごうとする悪徳も・・
酷いのにあたると、金だけが飛んでく。

NYで弁護士を使う場合の注意。

日系フリーペーパーの広告に出ているからといってすぐに信用しない。
異常にゴージャスで綺麗なオフィスを持っている弁護士は要注意。
日本語対応を売りにしているところは、
英語対応の弁護士に比べ、料金が高いことが多い。

自分の感は、とても重要
いつも弁護士に対して毅然とした態度で臨み、
つねに、弁護士の仕事ぶりを細かくチェックするくらいの
気構えで接すること。
舐められちゃダメ。