「ネイキッド・ボーイズ・・・」 | トシ・カプチーノ。 オフィシャルブログ Powered by Ameba

「ネイキッド・ボーイズ・・・」

今日も朝から弁当作りおにぎり割り箸

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弁当のメニューは、塩ごまゴハン、筑前煮、手作り餃子、目玉焼き
朝食用に、手作りりんごジャムのサンドイッチ、バナナ



さて・・・・・



形式美を貫いた独特な世界観持つ三島由紀夫さま。

力強く繊細、かつ分りやすい彼の文体で、

日本だけにとどまらず世界中の読者を魅了。

昭和を代表する日本の象徴的な作家だ。


私も三島の世界に魅了されている者のひとり。

恥かしながら中学時代に”仮面の告白”を読んで自慰行為をした。

そのほかの代表作といえば「金閣寺」。

昨年NYリンカーンセンターで上演された。

いまさらだけど、その観劇レポ、書きたかった・・

けど、大人の事情でNG。


話はガラリと変わり・・



オフのロングランショーといえば、「STOMP」に「ブルーマン」。
現在でも人気は衰えず、上演記録を更新中
それらに続き、しぶとく生き残っているのが、
15年もロングランしているオフのミュージカル・レビュー
『ネイキッド・ボーイズ・シンギング』。

んまー、ハレンチ

かわいいオチリ・・・

ストーリーはあるよなないよな。大まかな内容としては、あるミュージカル作品のオーディションが舞台。それのオーディションを受ける条件が自分の経験を物語った歌を全裸になって歌うこと。そんな中で7人の男が一糸まとわぬ姿で入れ替わり立ち代わり登場し、ユダヤ人の割礼やマッチョへの憧れ、マスターベーションなどを題材にした楽曲をピアノ伴奏で歌うわけさ。

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オカマの本音を赤裸裸に描いた16曲の詩はオモロい。でもね、曲はブロードウェイの巨匠カンダー&エブ(「シカゴ」、「キャバレー」)やスティーヴィン・ソンドハイム(「ウエストサイド物語」)のまねたようなものが大半。それに作品自体が“コーラスライン”のパクリっぽいし・・。芸術的なエロスの香りなんて全くしない。

じゃあ、なんでそんな作品が15年もロングランを続けているのか?その理由は作品の良し悪しじゃなく裸、裸なのさ。かく言う私も生竿見たさにすでに3回観劇。裸好きな私はブロードウェイでも「ブルールーム」に主演したニコール・キッドマンの生オッパイも、「エクウス」に主演したダニエル・ラドクリフの生竿とデレ~ンとしたタマタマもしっかり目に焼き付けたわ。所詮人間はスケベなわけで、裸産業は金になるんだ。

女性のストリップと違い、真っ裸ながら卑猥さを感じさせず、むしろほのぼのとした作風が本作の持ち味。初演時はキャストの質も良く、劇場は連日オカマが押し掛け大盛況だったのだけど、ここ数年キャストの質が極端に低下。中には目を閉じたくなるよなブッサイクな男も出演しているのからゲイ人気は下降線の一途。近年劇場に足を運ぶのは、独身最後の夜にハメを外すバチェラー・パーティ(独身さよらなパーティ)の女性集団や、タイトルに引かれて来るおのぼりさん観光客くらい。とはいえ、日本では絶対に見れないショー。NY旅行の想い出つくりにはいいのかも・・。しかし正規料金69ドル払う価値無し。チケットはTKTS(半額チケット売り場)で買って、ういたお金でおみやげでも買って頂戴。公演は週末だけなので要スケジュールチェック!