先日、劇団の20周年記念公演の打ち上げをしました。公演が終わってちょうど2ヶ月後でした。
芝居は、間違いなく一人では創れません。
だから、仮に僕がメチャクチャのりにのっていたステージがあったとしても相手役が恋人にフラれてヤケ酒をあおり、二日酔いでグダグダだったり、役者がメッチャ調子が良くても、照明のオペレーターが確定申告のことを本番中に考えてしまってキッカケを外して残念なことになったりなんてこともあれば、逆に自分のコンデションは決して良くないのに、相手役やスタッフさん、そしてお客様の力でいい舞台になることもよくあります。
先日の打ち上げは正にそうでした。
僕は体調最悪で二次会の途中で中座したし、座長として、もっときめ細かな気配りをするべきだったと今、考えても反省するべきことだらけなのですが、お集まりいただいた皆様のおかげで、とてもいい打ち上げになりました。
いい打ち上げってなんだろう?
と思う方も多いと思いますが、僕は打ち上げの一つの意味は、

  皆が力を出し切った出来事を良かったことと思える称え合いの場

で、いいんじゃないかと思っています。
創造者、表現者としての反省は、とっくに何処かでやってます。

会場のいろいろな場所で、交わされる元気な会話を、隅の方でグラス片手に置き物のタヌキみたいにボーとして、聞きながら

いい打ち上げだなあ。

と感じてました。

感謝‼︎