劇団は昨日が納会でした。なんだか最後の最後まで、いろいろあったけど、世の中真っ当なお仕事をされている方でもいろいろある時代。我々浮き草稼業はしかたありません。

最近感じている事は「今この時に心と魂をおいていよう。」
という事です。

なんだか先の事とかをいつも考えて、今の瞬間にしっかり身をおく事ができなかった時間はもったいと感じています。

焼き鳥を食べながら「しまった、今日はもつ鍋にすれば良かったなあ。明日は女の子でも誘ってもつ鍋にしよう!・・・いや待てよ、女の子を誘うのだったら、もしもの事を考えて、もつ鍋より匂いの気にならないシャブシャブだな!イヤ、今までなんどこの「もしも」に期待して傷ついただろうか?それに少し飲み過ぎだな!それにしてもこの間の長崎の旅行の時は・・・」なんて考えていたら右に握ったまま冷めていく鳥皮に失礼だと思うのです。ましてや、これが鳥皮でなく目の前にいる人間や仕事や出来事だとすれば、間違いなく相手やまわりは鳥皮以上に冷めていくと思うのです。
もっというと、「今の自分」と、「こうありたい自分」と比べてばかりいては、自分が自分に冷めてきて・・・・悲しい出来事をおこしてしまう場合さえあるかもしれません。

まだ原因は明らかにされてませんが飯島愛さんが孤独死をしていた事には驚きより、僕の中にもあるかもしれない危険性に気付かされました。 そして、これはアナタにもあるかもしれません。一人暮らしでなくても、家族がいても恋人がいても仲間という言葉で繋がれた人垣の中にいても、イヤそんなかで感じる孤独と焦躁感ほど辛いものはありません。

スポーツから感動とエネルギーをもらうのは瞬間に生きている心と魂にふれる事が出来るからだと思います。


ここに心と魂があれば恐れるものなど何もない!