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大晦日から父、母、弟と一緒に過ごしています。
この家族といるとかなりファンタジックなことが起こります・・・・いや起こします。まづ大晦日、弟の運転で僕の部屋まで迎えに来てくれた一行が着いたのは約束の一時間の一時間後でした。僕は玄関に旅行用のバックを置いたままロダンの『考える人』のポーズで待ち続けてました。携帯がなったので約束通り部屋の下に荷物を抱えておりていくと父が『トイレに行く』といい出し、弟も連れてまた僕の部屋に戻りました。ちなみに僕の部屋は九階です。
父にトイレの場所を教えリビングに戻ると弟はソファーに横たわってテレビを観ていました。階下では母が一人待っているのにもかかわらず、リモコンをカチャカチャやっています。いくら温厚な僕も自分の毛細血管が切れたのがわかりました。僕はリモコンを取り上げ、二人をエレベーターに押し込み、さらに車に詰め込み、車を走らせようとキーを回す瞬間に大変なことに気付きました。
僕は免許を持ってませんでした。
仕方なく弟の運転で宿に着いたのは5時前・・・ちなみに本当は4時のチェックインのきまりを事前の電話で無理矢理3時に入れるように交渉しての遅刻でした・・・・。こうして毎年恒例の年末年始の家族旅行が始まり、弟が旅館のサウナが止まってるのを時間外なのに勝手にうごかすは、今度は父がまだ営業中の大浴場の電気を自分があがる時に全部消してくるは、また夕食のこりはお盆にのっけて部屋に持ち込むはで、大晦日の夜はは紅白も観る事なく過ぎ、元旦は、『一年の計は元旦にあり』ジョギングに出た僕は、山道で迷いトリックのロケが出来そうな廃屋の前で半泣きになるは、その後弟とダイヤモンドシティに向かう道でも迷うは、と書きれないぐらいの出来事で家から持ってきた本も開く事なく過ごし今は弟と父のイビキの輪唱をBGMにこの日記を更新しています。
明日、昼に僕を送ってくれることで完結する予定のこの旅ですが、どうなることやら!(笑)

楽しかったり、煩わしかったりする家族との時間ですがダイヤモンドシティで買った福袋と一緒に『想い』を持って僕は街での一人暮らしに戻ります。なんだか少し勇気をもらって一人暮らしに戻ります。いい年コイテ恥ずかしいけど『所詮、人間一人だからこそ出あった人の大切さと家族の有り難み』が痛感出来る孤独の夜に戻ります。

今年は丁寧な一年にしたいと今夜は思ってます。