昨日(29日)から八ヶ岳山麓に来ている。今日は朝から雨降りだったが、昼前には止んで南アルプスの稜線が望めるように回復してきた。半年ぶりの山だったが、庭の花たちは健気に咲いており、嬉しい出会い。ご近所の知り合いなどへの挨拶もそこそこ、花たちを撮るのに熱中。夕方になり降り溜った枯れ葉さらいを始めたが、直ぐには終わらなかった。

長坂ICを降りて八ヶ岳山麓に向かう。渋滞もなく11時に何時ものところで、久しぶりに八ヶ岳を撮る。主峰の赤岳に雪が少し残るが山は芽吹きの季節到来、山肌も初夏の装いに。

 

わが小屋の庭、晩生のミツバツツジが残っていた。隣のレンゲツツジの蕾も膨らんでいる。今年は山菜なども含めて、全てが早いらしい。

 

シバザクラなどは、秋に枯れ葉などを片付けただけだが、留守を守ってくれていた。

 

イカリソウやニホンサクラソウなどの多年草中心の庭は、手間いらずで良く咲いてくれるのでありがたい。

 

キバナノイカリソウは白馬生まれ、八ヶ岳の地に馴染んで仲間を増やしている。

 

純白のイカリソウは昔々横浜から持参したが、種を付けて増やすことは出来ていない。

白花の山シャクヤクが私の訪れを待っていたかのように、紙風船のような花を開き出し、蕊も見えてきた。

 

コイワカガミが草に埋もれながらも花を咲かせていた。

 

カタクリが一輪、他はすでに種を実らせ弾けようとしている頃に、私に花を見せてくれた。

 

サンカヨウが数輪だけ花を残してくれていた。

 

白花のエンレイソウ、この花はこれからが開花の季節、種が落ちて庭ではどんどん増えている。

 

ハナズオウ、独特な花色は目立つ存在、マメ科なので枝豆がぺちゃんこになったような種をたくさんつける。この写真の中にも写りこんでいた。地元農家などの庭先で咲いているのは見かけることがある。

見上げるとチョコレート色のハウチワカエデの花がたくさん咲いていた。種を飛ばすプロペラもある。

 

日本スズランが庭で増え咲いている。この地の先住植物なので、近くの空き地でも見かける。ドイツスズランが園芸種としては主流だが、八ヶ岳周辺の山野では葉に花が隠れてしまう日本スズランが頑張っている。