今日(9日)も季節外れの陽気、横浜の最高気温は22.0℃と昨日より2℃も高くなった。日中はシャツ一枚でも過ごせて、一気に5月になったような気温に驚く。ソメイヨシノの開花も、東京では平年よりも早まり17日頃などの話も聞く。春爛漫はありがたいが、今春は花粉も大量に飛散しているので、外歩きにマスクはまだ必要。野の花を探して、自宅周辺を散策して見つけてきました。

オオイヌノフグリが地の温みを受け咲き出した。自宅近くをデジカメ片手に散歩、街路樹の根元で咲いているのを見つけたもの。コバルトブルーのこの花が、夜空に星をちりばめたよう一面に草むらを染める日も近い。

 

道路際で咲くホトケノザも見つけた。しゃがみこんでこの花を撮っていると、おばあちゃんが立ち止まってこの花の名前を聞いてきた。足元で咲いている花の名前を、知っている人は少ないようだ。春の七草の一つだよと言っても、ピンとこないようだった。

 

カラスノエンドウも街路樹の根元で。マメ科らしい花の形、加工しない自然の色には脱帽。

 

サツキの根元で咲いていたのはタチツボスミレ。

 

自宅裏の空き地で咲くショカッサイ(諸喝采・俗にハナダイコンともいう)。毟らないことから、毎年咲いてくれるアブラナ科の一年草。

 

坪庭で咲くクロッカス。植えたつもりはないのだが、山から持参した草花についてきたものと思われる。

 

ヒメリュウキンカは二番花も咲き出した。

 

ヒマラヤユキノシタ、ボリュームもあり良い花姿。

 

ユキヤナギの白い花が揺れている。団地の植栽としてあちこちに植えられているこの木、大きくならないのがいい。

 

我が家の裏にある空き地のアセビ(馬酔木・ツツジ科)、この木の下にはショカッサイが咲いており、花の終わるころにはミョウガが芽を出してくる。箱根や伊豆の山中を歩くと、アセビのトンネルに出会うこともある。

 

自宅近くのソメイヨシノ、蕾が膨らんで赤いものが見えそうに。600℃の法則があるとか、サクラの開花は平年より早まりそうだ。