今日(5日)の大泉町、アメダスを見ると最低気温は3.5℃、最高は17.0℃でこの時期らしい気温。快晴に誘われ南相木ダムのカラマツを見に出かけた。訪問者があり、出発が遅くなったので予定を変更、滝見の湯で昼食後にダムへ。湖畔の散策だけですぐに戻り、風呂に入って帰ってくるという慌ただしい一日。

南相木ダム・天空の広場。石灰岩を積み上げて造ったロックフィルダム、標高1532㍍と日本一高いところにある大規模ダム。東電の揚水式発電所の調整池。原発が動いていれば、夜に余った電気で下のダムからここに水をくみ上げ、昼間に水を落として発電してきたのだろうが、今そのサイクルはどうなっているのだろう。

 

2時を過ぎると日も傾き、カラマツ林は日本画風の残照へ。カラマツは寂しかりけり、、、。葉を半分ほどに落としてしまった。

 

周辺の山はほとんどがカラマツ、装った山の姿も、もう直ぐに見納めとなる。

 

南相木ダムの作った湖の名は、奥三川湖。周囲の山も最後の輝きを見せている。

 

湖畔の木々、半分はカラマツだが、上の方の雑木はダケカンバのように見える。

 

ダム堰堤の下にはウズマク広場、遠くの山は八ヶ岳。谷あいで暖かなのか、ここだけ紅葉が真っ盛り。

 

ダムから少し下ると封鎖されているトンネルがある。車をそばに寄せてみると、御巣鷹山隧道2003年とのプレートが。資材を群馬の上野村から運ぶために作ったのだろうか。あの御巣鷹山だ。