今日(3日)の横浜は梅雨空、昨日は貴重な晴れだったが一日限りは致し方ないか。強い南風と雨にたたかれながらも、山から移植した花たちは元気。猛暑になったら、この花たちが生き延びてくれるかは分からないが、対応力を期待して見守っている。

フシグロセンノウが咲いた。横浜の暑さにも慣れて、毎年良い花を見せてくれる。この花を見て、山に咲くあの花だと気づく人はいない。

 

アメリカオニアザミ。裏の空き地、アザミがあるのは知っていて、花をつけるのを楽しみにしていたが、人の丈ほどに大きくなり棘もすごい。花が咲いて調べたら外来のアザミ、北海道などの牧場などで繁殖。鋭い棘で動物も食べない、駆除も厄介とのこと。写真を撮って根元から切り倒したが、さてこの種はどこから飛んできたのだろう。

 

北の窓下で咲きだした丸葉の朝顔。何十年もこぼれ種から命をつなぎ、けなげにも咲き続けている。種ができると、プランターに蒔いておくだけ、もちろん草取りなどはしている。色は濃紺より紫が濃いのだが、色補正をしてもその色を出せないのが悔しい。

 

ミヤマカワラナデシコかエゾカワラナデシコかは定かでないが、山から持参したので平地のカワラナデシコとは少し違うようだ。本格的な暑さが来ないので、今は元気。

 

ヒオウギスイセンが自宅横の空き地で咲きだした。姫が頭に着いた姫檜扇水仙というのもあるという、大きさに違いがあるというが分からないね。

 

マツムシソウも元気に咲いている。

 

アツモリソウが咲いているのは富士見高原・入笠山の山腹。盗掘されるので、保護区域に植えられている。以下の写真も含め、八ヶ岳山麓に住む知人が山の近況を送ってくれた。

 

入笠山のふもと、クリンソウが湿地草原をピンクに染めている。

 

富士見高原は今、キスゲやアヤメガ花盛りだ。

 

山アジサイが良い色に咲いている私の小屋。

 

タマガワホトトギスが小屋の庭で咲きだした。一般的なホトトギスは秋咲きだが、こちらは夏前に咲く。

 

玄関前の道端で咲くハナチダケサシ。似たような花のヤマブキショウマなどが、これから庭を白く染めてくれるだろう。