今日(10日)の横浜、朝は曇りだったが雨降りに。西から伸びる雨雲の帯が広がって、全国的な雨模様の一日。新型コロナによる緊急事態宣言の延長が決まって数日経つが、自粛疲れもあってか緩んできた感じは否めない。来週は五月晴れ、爽やかな天気が続くとの予報もあるので、雨で家に籠るのも悪くはない。

山に行けない私に、小屋の近所にほぼ定住しているYさんから嬉しい山の便り。三分一湧水下の田んぼにも水が入って、山の遅い田植えはこれから始まる。背景の山並み、左から鳳凰三山、北岳、アサヨ峰、甲斐駒ヶ岳、鋸岳。南アルプスのこれらの山を眺めることは今は叶わないが、山麓に舞い戻った気分に浸れた。富士山方向の写真もあるが、これは割愛した。

 

美し森からの八ヶ岳。主峰の赤岳や右に連なる横岳の稜線、雪があることで写真映りは格段に良い。レンゲツツジが展望台周辺で咲きだすのは、半月ほど先になるかな。

 

jまきば公園からの富士山、左手前の山は茅ヶ岳、他にに遮るものがないこの地は撮影のポイント。桜がまだ残っています。

 

庭の様子も撮ってくれた。シラネアオイ、今年は一輪だけと寂しい。かって20ほど花をつけた大株、突然に枯れることもあると聞き掘りあげて株分け。その後花数はだんだん減って、今は何とか持ちこたえている。周りには白花のエンレイソウがやたら増えている。

 

南側は日当たりも良い。シバザクラや日本サクラソウの咲いている様子も分かる。鉢植えの中で伸びているのはレンゲショウマ。土に半分植えこんであるとはいえ、鉢物などは巡回の折に水やりもしていただいている。元気に育っているのは、山や花が好きな知人夫妻のサポートのたまものと感謝、感謝。

 

こちらは横浜の街路に咲くモモイロヒルザキツキミソウ(桃色昼咲き月見草)、なんとも長い名前だ。北アメリカ原産の帰化植物、観賞用が野生化した野の花は沢山ある。先日、同じアカバナ科の花を見つけて、そろそろこの花も咲く頃と近所を探索、小学校のフェンスの中で数輪咲いているのを見つけた。

 

レモンの花が一輪。30㎝ほどの大鉢を半分ほど土に埋めての冬越し、昨秋にたっぷり肥料を入れて植え替えたとはいえ、この鉢でたくさんのレモンを育てるのは無理。摘花とその後の摘果で数を減らして、何個か食べられれば満足だ。

 

紅花のヤマシャクが育っている。二番目の芽が太いので花芽が期待できそう、顔を覗かせたばかりの芽も含めての4本立ち。山とは環境の違う平地の夏を乗り切ってくれるか、おろおろしながらも見守るしかできない。