今日(23日)の八ヶ岳山麓、アメダスで大泉町の気温を見ると最低は8.4℃とかなり冷えた。最高は20.5℃まで上がり汗ばむほど、東京や横浜では夏日に近い気温となったとか。先月半ばから山を離れていたが、季節は待つことなく進み、庭の花たちは枯れ秋の寂しさが満ちている。木々が紅葉し、カラマツが黄金の葉を飛ばすころになると、山も一時の華やかさを見せるのだが、それまでにはもう少しの時間が必要らしい。
今年もホンシメジに出会えた。キノコの最盛期に山に来れなかったので、あきらめていたが待っていてくれました。ニュースなどでキノコが採れないと聞いていたのだが、私の目指す場所は裏切らなかった。
ホンシメジの老菌。誰も採らなかったので、こんなに大きくなって
しまった。
我が家の今夜のキノコ料理は、オリーブ油でいため、最後にバター
と塩コショウを加えるというシンプルな食べ方。下ごしらえに時間が
かかるが、食いしん坊はそんな時は頑張ります。
寂しくなった庭で主の戻りを待っていてくれたのはイワシャジン。右のホウオウシャジンは花を終えたが、こちらは近くにあったイワシャジンの実生から育った子供。
マムシグサの実。何もない草むらでは目立つ存在だ。
10年を超えて生きているシクラメン。留守中に水やりの世話を知人
がしてくれたお陰で生き長らえ、元気でもう花を見せてくれた。
富士山の冠雪が今朝のニュースで報じられていたが、大泉町からもその姿が望めた。