今日(10日)も日本列島は猛暑、帰省などで高速道路は渋滞が続く。アメダスの気温分布をみると、北海道や東北の一部を除きほぼ真っ赤に染まっている。勝沼や甲府などはもちろん猛暑日、大泉町も最低は20.6℃だったが、最高は33.8℃と、こちらも猛暑日に近い。気温が25℃を超えると鳴き出す山のセミ、7時過ぎるとジージーとうるさく鳴いていたが、暑い日中は昼寝をしているのかお休みしている。

アサマフウロが咲きだした。フウロソウの中では花も大きく、赤色が濃いのが特徴。

 

ダケブキが咲きだした。フキよりも大きな葉の間から、花茎が4本伸びて花を開きだした。高原で咲きだすと、大型なので存在が遠目でもよく分かる。

 

フシグロセンノウにやってきたのはクロアゲハ。他の花を撮っているとき、50センチほど近くに飛んできたのを慌てて写した一枚。

 

シラヤマギクが咲きだした。

 

ヒメトラノオ。花の付き方はクガイソウに似るが、葉の付き方がこちらは2枚が対生、クガイソウは5枚が輪生なので違いはよく分かる。

 

ワレモコウのチョコレート色は、山の花としては珍しい色。茶のボンボンは小さな花が集まったもの。雑然とした我が家の庭、この中で山野草たちは競い合って生きている。

 

シシウドは夏の草原の王、背後の山は戸隠。一昨日(8日)に戸隠から鬼無里に下る際、見晴台で撮ったもの。この地は数時間後に、土砂災害警報が出る大雨が降った。

 

鬼無里から国道406号を走る。トンネルを抜けると眼下に広がるのは白馬村。雪が残る北アルプスの左から五竜岳、唐松岳、右に白馬三山の白馬鑓も望めた。

 

少し下ると白馬三山が姿を見せてくれた。