今日(5日)は安定した晴れ、山梨の各地はこの時季らしく猛暑になったところが多い。八ヶ岳の山麓にある大泉町、アメダス観測点は標高867㍍にある。朝の最低気温は20.4℃と過ごし易いが、日中は最高が33.6℃まで急上昇、山でも動けば汗だくになる。

 

マルバダケブキが咲きだした。ここは野辺山高原の奥、海ノ口別荘地にある八ヶ岳高原ロッジから八ヶ岳高原ヒュッテに向かう草地。大きな花の下には、コオニユリも同居していた。

 

マルバダケブキの背後にそびえるのは赤岳、この別荘地の最深部に横岳への登山口があり、梅雨時にツクモグサを観に杣添尾根を何度も登った。展望の利かない登山路だが、4時間ほどで頂に立てる最短のルート。

 

今日の目的は、夏だけ営業の「赤坂璃宮」でのランチをたべること。

 

海鮮つゆそば。去年は飲茶セットだつたが、よそのお客さんが食べていた麺類を今日は食べることを皆で決めて来た。

 

                        デザートはイチゴソースのかかった杏仁豆腐。

 

八ヶ岳高原ヒュッテ。尾張徳川のお殿様(旧徳川義親)の邸宅、1934年東京目白に義親侯爵が建てたもの。2階の横の梁、中央に葵の紋が残されている。

 

八ヶ岳高原ロッジから下って、国道141号線に合流する手前で振り返って八ヶ岳連峰の全景を撮つた。お山も快晴、ソフトクリームのような入道雲が夏らしい。

 

ヤマユリが強い香りを漂わせている。小屋の北側と木の下で陽当たりも悪いことで、南のヤマユリより一週間ほどの開花遅れだ。

 

ユウスゲが次々と咲いている。

 

16時頃から咲きだし、完全に開くのは17時過ぎだが、この色は夕暮れ時でも目立つ。

 

少し丸味のある花びらのユウスゲ。

 

近くの空き地で咲いていたユウスゲ。この花が欲しいと言っていた知人に知らせたら、飛んでくるだろう。