気象庁は今日(29日)、関東甲信が梅雨明けしたとみなされると発表した。昨年と比べ30日遅く、平年より8日遅いとのこと。大泉町の気温、アメダスを見ると最低は20.8℃、最高は31.1℃と真夏日になったが、15時頃から雷雨、この雷雲はなかなか通り過ぎないので、パソコンの電源を抜いたり入れたりしながら、この原稿を書いている。
フシグロセンノウの今年初めての花。朱赤色なので、薄暗い林間で咲いていても目立つ。
スイセンノウ(酔仙翁・ナデシコ科の多年草)、あてた漢字を見ると、そんな雰囲気を感じる花色だ。これは山の花ではないが、寒さにも強く毎年咲いてくれる。
このユウスゲは花弁が4枚。今年初めてこの株て咲いたもの、変わった花とは思いながらも深い詮索はしないでいた。
こちらが普通のユウスゲ、花弁ではなく外花被片3枚、内花被片3枚と呼ぶらしい。合わせて6枚の花びら。レモンイエローのこの花、16時頃に咲きだして翌日の朝までの儚い命は惜しい。
キキョウが咲いた。山のものなので花茎は1㍍を優に超えるのっぽさん。
キツリフネ、競うように咲きだした。赤いツリフネは半月ぐらい遅れての開花。
ヒヨドリバナ。蝶などが大好きな花、ヒヨドリが鳴く頃に開花するのでこの名になったとか。花冠から糸状の花柱が伸びて、花が丸くなって見える。
キオン(キク科の多年草)。山地の高原などで、他の草たちに負けない1㍍の花茎ば遠目でもわかる存在。左の大きな蕾は、競い合って生きているトモエソウ。
トモエソウ、よじれた花弁と目立つ雄蕊。
シモツケソウ。アカバナシモツケに良い生息地を奪われ、木の下でひっそり咲いている。
タマゴタケの幼菌。卵そっくりの殻から顔を出した真っ赤なキノコ、3日前に見つけて、もう少し大きくなって傘も充実させて採ろうと、写真だけを撮って帰ったのは失敗、次の写真のようになってしまった。
老菌のタマゴタケになつていた。連日の雨が無ければ、しっかり立って食べごろかもしれない。菌が土にかえれば、秋がお楽しみになるかも。
近くにも倒れてしまったタマゴタケの老菌、誰も採らないことで地下に菌が増えてくれればありがたい帝王のキノコ。