昨日(23日)の18時15分、「緊急速報メール」が北杜市から配信され驚いた。レベル4の避難勧告、調べると須玉町増冨の山間部が対象だつたとはいえ、身近なところにも土砂災害の危険性があることを思い知らされた。20時に解除のメールがあり、ほっとした次第。今日は西日本は梅雨明けとか、大泉町の最低気温は20.1℃、最高は29.8℃とほぼ真夏日、日照も久しぶりにたっぷり。しかし、甲府周辺では大雨警報も出ており不安定な天候は続きそうだ。

 

トモエソウが咲いた。オトギリソウ科の多年草、花茎も1㍍を越え花も7㌢程と大きい。花びらがよじれて巴状、雄蕊が沢山立ち上がっているのが面白い。

 

このトモエソウたちは多年草。しかし、より良い環境を求めてか、庭の中で数年おきに生育地を変えていくのは不思議だ。

 

ダイコン草。道端などで咲くキンポウゲのように照りのある花、根性葉が大根の葉に似ているとかでこの名にというが、花の名として似つかわしくなさそう。

 

シモツケソウ、雨が上がって細かな花びらも乾き、本来の風に揺れる姿が帰ってきた。

 

クガイソウの花、長い花穂の下から上えと咲き進む。蜜を吸っている白い蝶はモンシロチョウとばかり思っていたが、こちらはスジグロシロチョウ。人は間違った思い込みをする、今回はチョウで良かった。

 

ニツコウキスゲ、また思い出したかのように咲いた。

 

ハクサンフウロ。庭では他の草花たちに押しのけられやっと生き続けているが、花の時季にはひょろひょろしながらも顔を出し、花を見せてくれる。

 

どこにでもあるガクアジサイが今頃咲きだした。改良されたアジサイなどは寒さに弱く、花芽が付いても遅霜で萎れてしまうが、このアジサイは山アジサイに近いので山でも咲いてくれる。

 

ヤマアジサイの一種。本物の花が弾けだしている。

ガクの中心部のポチも弾けて蕊が伸びている。

 

咲くのはここ数年一輪だけと寂しいが、枯れないで頑張っている貴重なアジサイ。