今日(20日)の大泉町は曇り時々雨、アメダスを見ると最低気温は19.5℃、最高は24.0℃。台風5号の影響か蒸し暑い日が続くようになってきた。子供たちは夏休みに入ったというのに、梅雨空けはまだ先。台風一過の快晴とはならずに、不安定な天気があと数日は続くとの予報。
今季初のタマゴタケを見つけた。卵のような幼菌から真っ赤なキノコが顔を出している。
ヨーロッパでは近縁の西洋タマゴタケを「帝王のキノコ」と呼んで食べているとか。食べたら病みつきになってしまう程に美味いキノコ、秋になればまた採れる。
近くを探すともう一本。もう少し大きくなってから採った方が食べ応えはあるのだが、この色で大きく傘を広げては目立つ。道端に生えていたので、他のキノコハンターに見つかってしまう恐れも。このキノコを初めて食べた人は、度胸があったと思う、この色ですから。
キノコハンターの眼になつて近くの草むらを探すと、ハナイグチ(山梨・信州などではジゴボウと呼ぶ)がもう出ていた。
ユウスゲが咲いている。開花したばかりの17時に撮ったもの、この株は植えてある場所が建物に近いことで輻射熱があるのか、他の株より毎年10日ほど早く咲いてくれる。
シモツケソウ、雨が続く天気の中で唯一、庭に色どりを添えてくれる。赤が濃いものは、ベニバナシモツケなどと名がつけられているものもある。
キツリフネが咲いた。まだ弱々しい花だが、梅雨明けの頃にはたくさんの黄花が釣り下がって咲いてくれるだろう。
イケマの花。星のような花が集まってボールのようになり咲く。つる性の植物、伸びた太い新芽を折ると白い液体が出る。山菜として新芽を食べることが出来るのだが、あまり知られていない。小屋近くの道端で撮つたもの。
コマツナギが咲きだした。ハギに似た葉、花はよく見ればマメ科らしい形。これから秋遅くまで咲き続けてくれる。