今日(16日)、今年初めて八ヶ岳山麓を訪れた。冬季は雪に備え、シャベルや長靴を積んでいるが、そんな心配は無用。日陰に残った僅かな雪を見るだけ、東京などと同じような異常乾燥が続いているようだ。アメダスを見ると今朝の気温は0.1℃、最低気温は19時に-1.3℃と暖かい。この冬も半分が終わり、平均気温は0.7℃平年よりも高く、暖冬が裏付けられたとか。そうはいっても、クリスマス寒波から新年にかけては、平年より低いとの結果もあるので、寒が明けるまでのこの先はどうなるのだろう。夕方、甲府で平年より23日遅い初雪が観測されたとか、冬は冬らしいほどほどの寒さを願っている。

買い物を終えて13時20分、雲が取れ山が姿を見せてくれた。大泉支所上のレインボーライン(ガードレールのある所・農専道路)手前から撮った八ヶ岳。左の編笠山、中央の三ツ頭も雪はあまりない。右の主峰の赤岳はさすがに厳しい冬の装い。

中央高速を降りた長坂IC近くで撮った八ヶ岳。12時40分に撮ったもの、今日は八ヶ岳の峰々は姿が見られないと思いながら山麓へ。

大泉支所上の田んぼ道から撮った甲斐駒、逆光なのでよく撮れなかったが、南アルプス前衛の山並みも雪は少ないようだ。

西洋サクラソウ(プリムラマラコイデス)が咲いていた。1㍍四方に満たないビニールハウス、暖房もなく風よけだけと厳しい環境だが、どっこい生きている。

クリスマスローズ、落ち葉の布団にくるまって花を咲かせていた。こちらも寒さに強い。

屋根の葺き替え工事は年末28日に完了、完成を見届けずに横浜に戻っていたので、今日が私へのお披露目、この屋根滑りそう、雪は積もっても直ぐ落ちてしまうだろう。

小屋の周り、庭に足場やはしご掛けなど作業で入ることは避けられない。踏まれても良いように、古いカーペットやマット等を敷いていたのを今日外した。寒い時季なので、冬眠中の山野草が蒸れることもなく、胸を撫で下ろした。

昨年末、横浜に帰る際に少し残した干し柿、枯露柿になって私を待っていた。