巨大台風による関西地方などの風水害被害、北海道での激震と大災害が続いた。日本で暮らすからには、いつどこででも地震などの災害が起こることを自覚させられた。秋雨前線が停滞しているのか、ここ数日曇りや雨の日が多い。今日の大泉町は曇り、アメダスによると最低気温は20.2℃、最高は27.0℃で蒸し暑い一日。しばらく山を留守にするので、近くの山に入ってキノコや山ブドウなどの生育状況を探ってきた。

編笠山への登山口、観音平の駐車場は日曜日なので満車、小型の観光バスが2台も停まっていたのには驚く。近年、編笠山は登山者に人気の山となっているのは、3時間半で頂に立てるのも魅力なのかも。道標の足元には、ハクサンフウロが数輪咲いていた。

観音平から望む富士山、甲府盆地の上に黒富士が浮かんでいた。

サルナシを見つけた。もう少し熟してから採りたいのだが、次に来る時まで残っているかは神頼み。形は小さいが、熟せばキウイの味で美味い。キウイの原種とも言われている。

山ブドウも見つけた。手で採れる高さ、こちらはまだ青い実もある。登山者の目が上を向いたら、視界に入るのは確実、採られてしまうのは間違いない。

サマツを見つけた。まだ早いかなと思いながら山に入ると、せっかく来たのだからと顔を見せてくれたのかも。信州などでサマツと呼んでいるが、正式名ではなさそう、早松茸(サマツ)の当て字か、マツタケの出る前に採れる。図鑑などで見るとクリフウセンタケのようだ。マツタケと比べればもちろん香りも落ちるが、焼いて食べると歯触りも良く美味しいキノコ。

今日の収穫、手前がサマツ。その他はシメジなども採れた。

サラシナショウマ、山からの帰り道で咲いていたのを見つけ、車を停めて撮る。

キノコ採りの山でヒキガエルと遭遇、久しぶりのガマガエル君じっとしている。冬眠にはまだ早いだろうが、頭を叩いても微動だにしなかった、ごめんね!