今日(26日)も暑かった。昨日は真夏日だったが、今日の大泉町は最高気温も3℃下がって27.9℃。北海道や東北の一部を除いて、梅雨明けのような毎日が続いている。雨の少ない梅雨になりそうな気配も。人間の知恵は、昔と比べて進んだかのように見えても、気象をコントロールするまでには至っていない。『・・・雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナカラダヲモチ・・・ヒデリノトキハナミダヲナガシ サムサノナツハオロオロアルキ・・・』宮沢賢治が生きた時代と90年近く経った現在、天変地異におろおろする様は、ちっとも変っていない。今日は島根を皮切りに、夜は千葉や岩手で地震があった。ニュースで知り公表されたばかりの『地震ハザードステーション』をネットで調べてみよう。

庭でウスユキソウの苞葉が白くなってきた。早池峰とか蝦夷と言った名前が頭についたウスユキソウは別格、こちらは低山でも見られるごく普通のもの。

ヤマホタルブクロが咲いた。がく片の根元近くに瘤のような膨らみがあるのが、平地のホタルブクロとの違い。

オオバギボウシ、春の山菜ウルイという名で近くの道の駅などで売られている。去年から食べないでいたら、葉も見違えるよう立派になった。

こちらのギボウシは道端にはみ出していたもの、ガードされていないので鹿に食べられた。人も食べるのだから、鹿にはご馳走なのだろう。

シモツケ、こちらは草ではなく木、山に自然に生えている。同じような花、園芸種なのだろうが公園などの植栽として植えられている。

ヤマアジサイの花。ガクの飾り花ではなく、本物はこちらの小さいもじゃもじゃ。

ヤマブキショウマ、小さな花の集合。チダケサシなどと同じような花なので、名前に迷ってしまう。咲きだしたばかりだが、これからは虫たちがあつまってくる。

ハナチダケサシ、花茎が真っすぐに伸びているのと、葉に丸みがあるのでこの名前と思う。

タマガワホトトギスの一番花。秋に咲くホトトギスと比べると、この黄花はだいぶ早く梅雨時に咲きだした。