今日(3日)は全国的に良い天気、7月頃の陽気で真夏日になったところも多かった。ここ大泉町、最低気温は12.8℃と平年並みだったが、最高気温が夏日の27.6℃まで上昇したのには驚いた。今日は清里高原・清泉寮周辺で「つつじ祭り」が行われている、暑いので歩くのは大変だったろう。梅雨入り前の貴重な晴天が続く。昨日、近くの美し森に出かけて盛りのツツジを観て来た。

イメージ 1
ミヤマザクラが美し森周辺で咲いていた。日本の桜の中で一番遅く開花するサクラ、葉が開いてから咲き、深山の短い春の最後を飾る。この桜の下では、ツツジが見頃になっていた。

イメージ 2
クリンソウが咲いている。美し森の裏の小さな湿地、3月にはミズバショウの見られたこの山間。これらの花を愛する人たちが居て、管理してくれることで、毎年この花を愛でることが出来る。

イメージ 3
ニリンソウ、この湿地に流れ込む水辺で咲いていた。

イメージ 4
レンゲツツジ、駐車場周辺では花もピークを過ぎていたが、美し森へ登るにつれて良い花が見られた。寒さの強い山の方が、庭で咲くより朱色も濃く花も力強い。

イメージ 5
ヤマツツジも見頃、背後の赤岳も夏の姿に。この季節、樹林の下はヤマツツジが咲いて、火事かと見まごうばかりに山裾を染める。

イメージ 6
八ヶ岳の長い山裾にレンゲツツジなどが咲く、その先には南アルプスの山並みを望めるのだが、この日は頂の雲は取れなかった。

イメージ 7
アイズシモツケが良い花で、ツツジと競い合っていた。

イメージ 8
サラサドウダンツツジ、美し森の周辺にはこのドウダンツツジの古木が沢山自生しており、今が見頃となっている。花が地味なので、ツツジに目を奪われ、見過ごしてしまう人が多いのは残念。