荒れた天気も朝までには収まった。今日(3日)の大泉町、最低気温は11.4℃だったが天候は急速に回復、10時頃には日差しも戻り最高気温も24.6℃と夏日に近い暑さとなった。山に来ているカミさんらと1日に妙高高原まで遠征、雪の残る野山を歩き、タラの芽や山ウド、フキノトウなどを頂いてきた。

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ブナの古木に出会う、風雪に耐えた姿は感動的。妙高の山懐にある笹ヶ峰を抜けて白馬・小谷温泉へ向かう予定だったが、峠近くは除雪がされてなく通行止め。新潟はやはり雪深い地、まだ山にはたくさんの雪が残っていた。

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連休前にここまでの県道を開通させるため頑張ったロータリー除雪車が、笹ヶ峰キャンプ場の駐車場で待機していた。我らの車が入れるのもここまで、雪渓の消えた跡でフキノトウを採った。

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雪山賛歌の歌碑がある。♪雪よ岩よわれらが宿り俺たちゃ町には住めないからに・・・ダークが歌って有名になった。オーマイダーリン・クレメンタインの替え歌が、京大山岳部の歌になったとか、歌碑に書かれていた。

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山道を歩いていると芽吹きだしたブナの芽を食べるサルが、木を揺すって我らを威嚇する。笹ヶ峰高原は標高が1300㍍、そんなに高くはないが緯度が高いこともあって豪雪地帯。ダケカンバやシラカバ、ブナなどの芽吹きが始まってきた。笹も根曲がりがあるので、タケノコも採れそう。

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ミズバショウ&リュウキンカの群生が見られたのは、帰路の戸隠に戻ってから。雪解けの沢筋で一番に咲くのがリュウキンカ、ミズバショウはその次となる。

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キクザキイチゲを見つけた、この花も春一番に咲く花。

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飯山の菜の花まつりは3日から。我らは本番の菜の花公園ではなく、道の駅「花の駅千曲川」の前にある河川敷に広がる菜の花畑を眺めて来た。

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同じ飯山町内にある「高橋まゆみ人形館」に立ち寄る。去年の夏、木島平の奥にあるブナ林・カヤの平を訪れた際にバンフを見て、近くへ来たら寄ると決めていた。ほのぼのとしたかっての農村の風景、年寄りや子供らの表情に癒された、来た甲斐がありました。