今日の東京、気温は26.2℃まで上がって夏日になったのには驚く。免許更新前の高齢者講習、車の修理、自治会の役員会などを済ませ、ようやく10日ぶりの山に戻ってきた。今日の大泉町、アメダスによると最低気温は7.7℃、最高は24.2℃と夏日に近い暑さ。東京や横浜の桜は終わったが、山の桜は今が満開。ということで、韮崎&武川にお花見の寄り道をしてから八ヶ岳山麓の小屋へ。

ワニ塚の一本桜は満開で待っていてくれた。ノーベル賞の大村先生の美術館も近くにある韮崎の田んぼの中、樹齢推定320年のエドヒガンザクラは文句なく美しい。桜の右奥には八ヶ岳の姿も望めるのだが、今日は着いたのが昼過ぎ、そして気温の上昇で山は霞んでしまった。

神代桜も満開になっていたが、花は散らしていなかった。福島・三春の滝桜、岐阜・淡墨桜と並んでの天然記念物、日本三大桜の長兄なのだが寄る年波、地域の人たちに支えられ何とか頑張って花を咲かせている。

武川町・実相寺境内には、神代桜以外にも有名な各地の桜の子桜が植えられ、桜好きにはたまらない場所。背後の南アルプス・甲斐駒ケ岳も雪が少なくなっていた。

コブシが咲きだしている。八ヶ岳山麓の小屋に近づく道端の林、芽出し前の木立の中で白花は目立つ。

庭のヒュウガミズキ、黄花が満艦飾になっている。トサミズキと比べると、花弁?が伸びないので花は小さめで可愛い。

ショウジョウバカマが咲いている。雪渓の解けた後に、いち早く顔を出すのだが、庭では勝手が違うのだろう、赤色が薄い。

カタクリが咲いていた。10日前の横浜に帰るとき、春の大雪に埋まっていたカタクリは花を終えて種を付け始めていた。写真のものは別の場所で、遅く芽出したもの。