今日(2日)は雨も止んで、久しぶりに日差しが顔を出した。どうしたことか梅雨前線は東北南部まで一気に北上、西日本から東日本の太平洋側では梅雨が明けたかのような猛暑。アメダスの気温分布をみると、列島の下半分は真っ赤で真夏日のところも多かった。大泉町の最低気温は19.3℃、最高は28.6℃と真夏日に近い暑さ。来週の天気予報は、雲の多い日が続き不安定な天候、台風3号の接近で大雨も予想されるとか。梅雨末期へ、梅雨前線のその後の動きも気になる。

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チダケサシが咲きだした。まだ小さな虫たちは集まっていないが、満開になる頃は虫もいっぱい寄ってくる。背後のフキの様な大きな葉は、ダケブキ。

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ヤマブキショウマ、葉の形がヤマブキに似ることからこの名前になった。花穂が垂れるのはこの花の特徴でもある。

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八重ドクダミ。ドクダミという名前の印象とは違った何段にもなった花の形が面白い。普通のドクダミと同じように、地下根を伸ばし生育圏を広げる力は驚くほど。

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シモツケ、これから咲きだすシモツケソウと同じような花だが、こちらは草ではなく木、と言っても大きくはならない。

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ウスユキソウ、早池峰ウスユキソウや蝦夷ウスユキソウなどの有名な固有種と比べると、亜高山に咲くこちらは近縁と言っても平凡。だが、わが庭で自然に育つているのはありがたい。

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ヤマアジサイ、このアジサイは山野草の店で買い求めたもの。小さなポット苗に入っていたもの、7年近くたってようやく草花に負けないほどへ樹高を伸ばしてきた。

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ヤマアジサイ、こちらのアジサイは八ヶ岳山麓のどこにでも生えているもの。日本のガクアジサイのもととなった花、調べたわけではないが、ひそかにそう思っている。

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ホソバノキリンソウ(ベンケイソウ科の多年草)、中心の黄色が日増しに目立つようになってきた。

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キバナノヤマオダマキ、八ヶ岳山麓に多いこのオダマキ、小屋の周辺でも今は盛りと咲いている。

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ムシトリナデシコ、空き地や道端など何処でも生育する野草の強さ。花の下をつまむと粘りを感じるが、虫をとるほどではない。住人が訪れなくなったご近所の庭先で、この花だけは元気に咲き続けている。

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ニッコウキスゲ。霧ヶ峰などの山より半月ほど早い庭での開花、一日花で次々咲き続けてきたが、残りの蕾も少なくなってきた。

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ヤマシャクヤクの実、花は雨続きでチュウリツプのように開くことなく、直ぐに散ってしまった。そのあとに残ったのが写真の実、種が入っているか不安がある。種を諦め地下の根瘤を太らせた方が、来年の開花には良いのだろう・・・と悩みは尽きない。