梅雨入りして二週間、今日(21日)は久しぶりの雨降りとなった。大泉町の気温は最低が13.7℃、最高は17.9℃と肌寒い一日。昨日と比べて10℃以上も低いところが多かった。関東甲信でのまとまった雨は、農作物などにとっては恵みの雨。出歩くのに不自由さはあるものの、梅雨なので降るのは当たり前だが、最近は空梅雨に慣れきってしまっている。

20日ぶりの車山、前回訪れた際は固い蕾のレンゲツツジもようやく開花、山麓を朱に染めていた。車山肩近くから山頂を撮ったもの。車山湿原に足を延ばしたものの、レンゲツツジの古株の多くが枯れている。4月の寒気の流れ込みで、痛めつけられたようだ。

こちらは南アルプス方向。ピラミダルな甲斐駒ケ岳、その右には北岳と間ノ岳、右の大きな山は仙丈ケ岳。この日は梅雨時とは思えない爽やかな空気、周辺の山も良く望めた。

車山肩近くで撮った北アルプスとレンゲツツジ。左端の槍・穂高から白い北アの稜線が右へと続く。右手前には八島湿原、レンゲツツジの周りの緑はコバイケイソウ。レンゲツツジが終わると白い花を咲かせ、キスゲの花が咲くまでの高原を彩ってくれる。

車山山頂からのパノラマ。左の八ヶ岳連峰から中央の富士山、右に南アルプスの山並みを一望することができた。
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昨日(20日)訪れたのは八千穂高原。白樺林を撮りに春や秋、何度も訪れていたがレンゲツツジの開花に出会えたのは初めて。韮崎の甘利山へレンゲツツジを見に行く予定でいたが、前夜のテレビで甘利山の開花が悪いと知ったカミさんのアドバイスで行く先を変更したもの。

私の言うことは間違いないのよ!とまたまた胸を張られたが、八千穂高原のシラカバとレンゲツツジのコラボはおつりがくるほど見事なものだった。元気なカミさんらも、車山と八千穂のレンゲツツジに満足、今日の午後に雨の中を列車で横浜へ帰って行った。

サラサドウダンツツジも満開だった、この花は地元の小海町の町花なのだとか。レンゲツツジに目を奪われていたが、視線を上に上げたらあちこちに咲いていた。