昨日の荒れた天気も回復、今日(2日)は五月晴れだが朝は冷えた。アメダスによると大泉町の最低気温は2.4℃、最高気温は21.5℃まで上がった。雨の後とあって、小屋から甲斐駒の雄姿が望める。頂に雪があって、木々が葉をつけるまでの間の、ささやかな山暮らしの楽しみ。遅い桜を楽しもうと、蓼科まで遠征したが咲きだしたばかり、今年はだいぶ遅れている。わが小屋裏の山桜も、蕾が膨らんできたばかりだ。

イメージ 1
我が家のシンボルツリーにまで成長したミツバツツジ。例年、連休に訪れる家族はこの花の盛りを観ることが叶わなかったが、今年は寒さもあってか珍しくも花が残っていた。背後のカラマツもようやく芽吹きだし、木々の緑が日ごと目につくようになった。

イメージ 2
ミツバツツジの背後には甲斐駒ケ岳。玄関先から、上の写真の反対方向・南アルプスを撮つたのだが、木が邪魔して写ったのは甲斐駒だけ。下でもう少し木を切ってくれたら嬉しいのだが、如何せんよその土地だ。

イメージ 3
シラネアオイが咲いた。南に移植した株は、やはり成長が早い。北にある元株はまだ芽出したばかりだ。ヒョウや遅霜の心配もあるので終日、寒冷紗を掛けている。

イメージ 4
サンカヨウも花芽を伸ばしてきた。大きな葉を折りたたみ、すでに蕾を覗かせている。周りにはシロバナエンレイソウの子供らが群生している、葉が三枚になったので花が付くかもしれない。

イメージ 5
イカリソウが咲きだした。これは八ヶ岳山麓のもの。

イメージ 6
このイカリソウも地のもの。白に近いが薄紫が少し入って、品のあるアクセントとなっている。

イメージ 7
黄花のイカリソウ、白馬から庭にやってきたもの、黄花は日本海側の固有種とか。

イメージ 8
小屋の側でフジザクラが満開。頭の上のヤマザクラは今年は蕾、だいぶ開花は遅れている。

イメージ 9
今日(2日)の南アルプス、左に北岳、右には山梨を代表する甲斐駒ケ岳。昨日の雨で、空気が洗われ良い姿が望めた。八ヶ岳高原道路、県営牧場の上から撮った。