昨日は寒気が入って、東京などでは午後から雷雨、夜桜見物も叶わなかったと。今日(4日)は安定した快晴、各地からはソメイヨシノ満開の知らせが届く。ラジオから流れたスッピンの青空!という言葉に、ムムムそんな使い方もあるのかとマリンブルーの空を見上げる。4月に入って3日も雪、小屋周辺での積雪は少ないものの、山はたっぷり残っているだろうと、久しぶり八ヶ岳を撮りに出る。

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平沢峠(標高1450㍍)まで遠征した。途中の八ヶ岳高原大橋からも八ヶ岳を撮ったが、ここまで登ってくると八ヶ岳連峰の東側がほとんど望むことができる。サンメドウズ清里スキー場は9日まで営業予定だという、雪はたっぷりありそうだ。

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小海線の甲斐小泉駅上から望む南アルプスの山。左から北岳、アサヨ峰、甲斐駒ケ岳。

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野の草花(ヒメオドリコソウ・オオイヌノフグリ・ナズナなど)が日当たりの良い土手で競って咲いている。大泉総合支所のある近くで、標高は867㍍。私の小屋がある小海線の上は標高1150㍍、日だまりでも野の草が花をつけるのはまだまだ先だ。「雑草のくらし」足元の野の花らを観察し描き、絵本を作り続けている甲斐信枝さん85歳の元気さに脱帽。NHKのドキュメンタリー番組で観たのだが、雑草の生き方に教えられたとのこと、ノゲシ・カラスノエンドウ・ヒガンバナ・・・何時間も一つの花に向き合う粘り強さ、花と対話しながら描く。しっかりと自己主張している雑草、私も野の花などの写真を撮るときには、信枝さんのような気持ちで写したいものだ。

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フクジュソウ、やっと咲いたが花は小さい。

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雪に埋まった前日のフクジュソウ、今年咲くのが遅かったのは寒さのせいかも。

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カタクリが咲いた。午後になり気温が上がって二輪が開花、まだ花をくるっと巻き上げるまでにはならない。

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雪が解けて、花芽も元気に顔を出した昨日のカタクリ。

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フキノトウを採った。小屋近くを散歩の途中、見つけて採った時には2~3個のつもりだった。採りだすと欲が出て、ホウの葉に30個ほど包んで帰る。

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作りましたフキみそ。瓶は一つしかできないが、湯煎の処理をしたので長持ちする筈。