台風16号が襲来しそうな気配。秋雨前線は日本列島に張り付き、連休というのに最悪の天候が続く。今日(18日)の大泉町は朝から雨、夕方には回復との予報だったが雨脚は強く、止む気配はない。最高気温も20.5℃で、朝から1℃しか上がらない肌寒さ。車の保険更新などの手続きもあって横浜に帰っていたが、すぐに山へ舞い戻った。連休で来ているカミさんらは、出かけることも叶わずホットカーペットを出して昼寝をしていた。

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ホウオウシャジンの花は、今が見頃。イワシャジンの高山変種、本来は南アルプス前衛の鳳凰三山、花崗岩の岩場などから垂れ下がって生える多年草。何度かの雨で倒れそうになっていたので、茎をロープで絡めて引っ張り起こしている。昨日は薄日も射し良い条件、小屋に着いてすぐに撮ったもの。

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シオン(紫苑・キク科の宿根草)、が咲きだすと秋の気配を感じられる。へら状の葉、花丈が1㍍を超える大型なので、狭い庭には似つかわしくないのだが、秋遅くまで咲いてくれるので抜くのをためらってしまう。

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ヒガンバナ(別名・曼珠沙華)が一つ咲いた。花の後に葉を伸ばすが、冬場シカが食べてしまうのでなかなか増えない。囲いをしっかりとしたので、なんとか生き延びてきた。山でも里でも、全国一律に同じころに咲くのはDNAが同じだからと聞いたことがある。怪しい雰囲気を漂わせる花だ。

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セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁字・シソ科の多年草)の花は小さい。細い花茎の先に、細長い花がたくさん連なっている。