今年の台風、発生は遅かったものの8月には3つ、9月に1つが列島に上陸とペースは速い。連休頃には16号が九州に接近するとか、北西に進んでくれれば良いのだが北東に曲がる予報。今年は台風の当たり年になりそうだ。停滞する秋雨前線で、各地とも雨降りが続く。大泉町も終日降り続き、空気はひんやりと肌寒い。アメダスによると最低気温は18.5℃、最高は22.0℃と9月下旬の陽気。週間予報は連休も曇りがち、もう少し晴れて欲しい。

シュウメイギク、涼しい風が吹くころに咲きだし見頃となってきた。昔、中国から渡来したものとか。寒さにも強く繁殖力も旺盛、八ヶ岳山麓の庭でも他の花を凌駕し、生育地を拡大している。

ホウオウシャジン、花数がだいぶ増えてきた。今日(13日)の雨で、細い枝は横に倒れそうになっていた。写真は昨日撮ったもの、満開になるころに晴れてくれたらいいのだが・・・。

アキノキリンソウ、名前の通り高原の秋を代表する花。庭でも、残り少ない命の輝きを見せている。

レンゲショウマ、最後の花がまだ残って咲いている。

ウメバチソウ、他の花や草葉に隠れても頑張り咲いていた。周りの草花などを毟って、せっかく咲いたこの花に陽の目を当ててあげた。

モリアザミ、トゲが痛いので庭から退去してもらったが、どっこい場所を少し移して咲いていた。このアザミ、大きくなるので厄介なのだが、花の色を見るたびに♪アザミノ歌を思い出してしまう。

ノハラアザミ、山麓のそこかしこと秋遅くまで咲いている。トネアザミと似ているので、見分けるのは難しい。

このシュウメイギクは、野生化したものを山で採り植えたもの。同じ色のムクゲ(右)も今年初めて花を咲かせた。庭には白・淡いピンク・赤の八重ムクゲが植えてあり、この実生で育つたムクゲの花は、いいとこ取りの色合いになった。