残暑がまだ厳しい9月、過去、台風が日本列島へ一番上陸してきたのは9月だったとか。明日(8日)から明後日にかけて、台風13号が駆け足で関東甲信に接近・上陸の予報も。台風の規模は小さいものの、前線を刺激しての大雨が懸念される。9月に入って、晴れると夏日になるものの不安定な天候が続く。スーパー積乱雲、入道雲がモクモクと高く上がり、出かけるのを躊躇させる。今日(7日)の大泉町の気温、アメダスによると最低は20.1℃、最高は30.5℃と真夏日、台風の影響によるのか南風が入ってかなり蒸し暑い。山梨全県には雷雨・大雨洪水注意報が出されている。

ホウオウシャジンが咲きだした。イワシャジンの変種とのこと南アルプス・鳳凰山で発見され、この名になったという。庭にあるイワシャジンよりは、花の咲くのが半月ほど早い。この子供たちが庭で芽を出し、鉢に採り育てているが白花なども出るので、実生からの変化は咲いてみないと分からないので面白い。ホウオウシャジンを検索、ヤフーの写真がたくさんある中に、私がブログにアップした写真が何枚も載っていた、どうも見た写真と思ってアドレスを見たら自分ので驚く。花の写真など沢山アップしているので、撮ったことも忘れてしまった写真、いつまでネット空間に残っているのだろうか。

庭の今の様子、今年最後の輝きで競っている。雑草だけを抜いて、花たちはそのままにしていたので、ご覧のようになった。毎年、春になるとコンパクトに庭を造ることを考えるが、芽が出てくると切ることができない。左の黄色い花はアラゲハンゴンソウ。ルドベキアの仲間、初夏に咲いた花を切り花にした後の二番花は、花茎も短く可愛く変身した。赤花のアサマフウロはまだ元気、ピンクのタチフウロは少数派だ。

ルドベキア・タカオが今は盛り。左に写る白花はシラヤマギク。ピンクの小さな花はツリフネソウ。ここは隣の空き地、わが庭の延長のように花畑に変身しつつある。昨秋、採れた花の種を播き、今年は内緒で苗を植えた。これらが種を落とすので、来年は花域が広がるだろう。

白花のホトトギスが咲いた。

一般的なホトトギスも咲きだした。

コマツナギ、初夏のころから咲き続け、枝を伸ばす先に次々と花芽が付いてくる。

クサボタン、釣鐘形の花が下向きに咲く。葉の形がボタンに似ることからこの和名、雌雄異株。この花は雌蕊が多数あるので、雌花のようだ。

ウバユリの実。花丈は2㍍と大きくなった、自然のものよりなぜこんなに育ったか分からない。秋遅くなりこの実が乾燥すると、割れた実からたくさんの種が飛び出す。種を飛ばした後は、ドライフラワーとして飾ることもできる。

西洋系のアサガオ、ヘブンリーブルーが元気。伊那みはらしファームで買った二本立てのポット苗、窓の下の大きな鉢に植えたもの、西日がよく当たり日除けにもなっている。紫系のは丸葉のアサガオ、横浜から避暑に持参した鉢に入っていたものを移植した。通りがかりの人が、「まあ・・・キレイ!」と声をかけてくれる方の視線は上向き、アサガオに向かう。下の庭の花より珍しいのかな?人の興味・関心は様々である。

オオハンゴンソウ、環境省の指定した特定外来生物。尾瀬や上高地でもこの花の侵入に手を焼いているとか。八ヶ岳山麓でも野山に拡散し、林の下などを一面黄色に染めている所がある。山野草のハンゴンソウに葉の形が似ているので、この名になったとか。この花、近所の方が山で採り庭に植えていたものの子孫。抜くことをお願いして何年もたつが、種が飛んで根絶するには何年も監視を続けなければならない。