梅雨は一休み、と言っても休んでばかりでは雨不足、降るときにはほどほどに降ってもらいたい。きょう(11日)は薄曇り、アメダスによると大泉町の最低気温は17.4℃、最高は25.6℃と夏日。昨日は快晴、洗濯や布団干しと主夫の仕事をしていたが、マリンブルーの空に誘われ昼近くになって霧ヶ峰へ。庭ではニッコウキスゲも咲きだし、美し森のレンゲツツジはピークを過ぎたので、霧ヶ峰周辺も花の季節到来かと様子見に行ってきた。

レンゲツツジが見頃となってきたのは、霧ヶ峰・車山肩から少し下った見晴し駐車場の周辺。霧ヶ峰・車山肩でのツツジは、やっと咲き出したばかり、山を朱に染めるのは来週以降になりそうだ。写真、背景の山は信州からの八ヶ岳連峰。

車山肩、高山植物をシカの食害から守る電気柵が設けられている。写真の柵内には、コバイケイソウが幅を利かせ増えている、これは毒草なので柵外でも鹿は食わない、ニッコウキスゲも、外では全滅だがこの中ではすくすくと育っていた。正面の車山、10年ほど前までは山全体が黄色くなるほどにキスゲが咲いた。写真の車山の山裾、グリーンのサッカー場2面ほどが一昨年からか電気柵で囲われるようになり、キスゲなどの植生が回復してきた。ここのニッコウキスゲの例年の見頃は、7月10日頃からになる。

コバイケイソウが花を伸ばしてきた。柵があり斜面の下なので、近くに寄ることは叶わない。18~105㎜のレンズをいつも装着、望遠レンズなど持参しない時に限って、あれば良かったと悔やむ日々。

ニセアカシアが道沿いに咲いている。アカシアの蜂蜜が採れる有用な植物なのだが、信州の河川敷などでは、繁殖が激しいからと伐採されている。この写真は、霧ヶ峰からの帰路、原村と富士見町の境を流れる立場川の橋上から撮った。


ジキタリス&ニッコウキスゲが庭でコラボ。ジキタリスはいつ庭に来たか不明、花後に枯れても、こぼれ種でどこかに咲き出すので二年草なのかも。別名キツネノテブクロ、全草に猛毒。薬用、観賞用として渡来したものとか。ニッコウキスゲは、花咲か爺さんのように、種を庭にばら撒いたら咲き出したもの。苗床に蒔くと発芽率が悪いので、自然任せにしているが、咲いて初めて「ユウスゲ」「キスゲ」が分かる次第だから自慢はできない。

おまけ
横浜から夏越えで持参してあったシクラメン、球根が大きくなり買い換えた鉢代のほうが高くなってしまった、とぼやきながら今年も植え替えた。種から育てた1、2年生は、開花して初めてどれの子かが分かる。